[詩]桜東風(さくらごち)
"誰かが悪いから"それが分かると言え共感せよ
訪れる不幸を何者かに押し付けている
分かると言えば肩を組み違うと言えば弾かれよ
言葉が貧乏すぎて伝わらない捨て台詞
闇感情抱えて大乱闘する心
詐欺野郎な私は大魔王と言ったところ
命の音が鳴り響いている
それが私の明日を作る
桜の花が咲いているこの瞬間も
吹雪いている
間違い探しの時の中でまた一つ
確かに濡らして
他人と比べることでしか自分の存在価値を
証明することができずに計算機を泳ぐ
偽りの勇気で手のひらを泳ぐ偽善者になった
心が迷子みたいだまるで天涯孤独
劣等感抱えて低評価に怯える
正当化した私は健常者ではない
命の音が鳴り響いている
それが私の明日を作る
桜の花が咲いているこの瞬間も
吹雪いている
間違い探しの時の中でまた一つ
確かに濡らして
道はあれど夢はない
錯綜する未来は鼠色
未知はあれど怖気付く
苦悩する現状は苦しいよ
七分咲きの人生なんだと呟いた
命の痕が綺麗優しくて
何が私を証明するの
桜の花が散っていくこの瞬間も
芽生えている
苦しむような春の嵐の中に想う
自分の存在を
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