鴨川と古本について
毎年お盆になると京都へ足を運ぶ。
下鴨神社で参拝し、糺の森へ。
糺の森の木々の間で納涼古本市が行われる。
木漏れ日と木々のざわめきと砂埃。
本部放送から休憩所のかき氷セールのお知らせ。
そして大量の古本。
何時間もかけて一通り見終わると、鴨川へ下る。
風がそよいで心地よい。
沿いに座る人たちもなんとも穏やかである。
川の流れと虫の声と風。
夜になると「京都五山送り火」
完全に寝そべっている人、遠くを見つめている人、どこかへ歩き続けている人、喜々と花火をしている人。
ざわめきが収まることを知らない中、点火。
これが私のお盆。