コミュニケーション
私達は毎日何気なくとても高度な事を繰り返ししているのだなとふと思った
他者と対峙する中で、何かが不安で何かが怖い。この何かの正体を知りたい
私は一体何に怯えて何に支配されて日々過ごしているのか
何十年と生きた事で蓄積された経験
そこから弾き出される反応、この反応が煩わしくなって違和感として湧き上がってきた
はっきりとした意思表示をしたくなくて有耶無耶にしたいがために用いる愛想笑いとか。自信のなさを醸したくて語尾が弛んだだらしない発音とか。異様な速さで打つ相槌とか。
はっきり掴めない何かを恐れて震え上がりながら必死に立ってきたもんだなぁと思う
面と向かってする会話でも文字だけのやりとりでも私が私以外の人間とビビり震え上がりながらもコミュニケーションを取る時
まるで私は、周囲に敵がいないか感覚を研ぎ澄ましていつどこから敵が襲ってきても反応できるように注意深く夜のジャングルを慎重に一歩一歩進む原始人のように
どんな情報からでも危険を察知してやろうとアンテナをビンビンに張っている事に気づいた
「私ではないあなた
あなたはどんなルールで生きていますか?
あなたは何を善しとし何を悪としますか?
あなたは私に害を加えますか?
もし加えるのなら、それは意図してですか?それとも意図せずにですか?
私はあなたが怖くてたまりません
なぜならあなたは私ではないから
得体の知れないものは怖くてたまりません」
私は本当の意味で心を許して他人と接した事などないのかも知れない。なんて寂しいんでしょう
過度に警戒し過ぎている
と言わずなんと言うのだろう。と自分に呆れつつでも怖いものは怖いんだもんなぁ、そんな私も可愛いよと愛でる余裕ができただけ成長を感じる今日この頃です
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