食料問題の解決?無印良品のコオロギせんべいを食べてみた!
最近、地球に優しい食品が続々と発売されていますよね。
FAOの予測によると、このままのペースでタンパク質を食べ続けると、2030年には、所得が十分でない国の約6億3,700万人たちが栄養不足になると言われています。そのため、すぐにでも日頃の食生活を見直す必要があります。
けれども環境に配慮した食材って何があるの?代替え肉以外あるの?など疑問に思っている方も多いのではないでしょうか?
実は先日、私は大豆ミート以外の「エコな食材」に出会いました。
それが「コオロギせんべい」です。
「えっ!虫?」と驚いてしまいますよね。
しかし、コオロギが食料問題の解決に繋がることが分かったんです。
どうしてエコなの?味は美味しいの?と気になりますよね。
今日は、コオロギが食料問題の解決に繋がる理由や実際に食べてみた感想をお届けします!
●どうしてコオロギが食料問題を救うのか?
どうしてコオロギが食料問題を救うのでしょうか?
実は、食用コオロギの飼育は地球への負荷がとっても軽いんです。
牛や豚などの家畜と比べると一目瞭然。
タンパク質1Kgを生産する場合で、コオロギと牛を比較してみましょう。
※参照:2013年発行FAOの報告書(https://www.fao.org/3/i3253e/i3253e.pdf)
① 温室効果ガスの排出
コオロギの飼育は温室効果ガスを90%以上も削減することができます。
これはカーボンニュートラルへの貢献にも繋がりますよね。
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② 使用する水の量
使用する水の量は桁違いもいいところですよね。
さらに、コオロギは成長するのが早いそうです。成虫になるまでの期間はたったの35日間!
生産効率がいいのも環境に優しい理由だと言えますよね。
③ エサの量
飼育する側にとっては、エサの量が少ない方が飼育がしやすいですよね。
また、コオロギは雑食です。そのため、残った食材をエサとして活用することができ、フードロス削減にも繋がるんです。
● 体には優しいの?
食べる用とは言え、コオロギは体に優しいのでしょうか?
結論から言うと、体に優しい!
タンパク質たっぷりでヘルシーフードなんです。
動物性タンパク質を含む鶏肉よりも高タンパク。
それでは、100gあたりのタンパク質の量で比較してみましょう。
お肉の3倍近いタンパク質が含まれていることが分かりました。
ヨーロッパでは、以前から栄養豊富で環境に優しい「昆虫食」は注目されていました。現在は20か国以上の国が食用昆虫の養殖や販売をしているそうです。
● 実際に食べてみた!
今回、私と夫でビビりながらコオロギを食べてみました。
ズバリ!想像以上に美味しい!
例えるなら、優しい味のエビせんべい!
噛むほどに旨みと香ばしさを感じました。
夫は少し物足りなかったようですが、私は素朴な美味しさが気に入ってパクパク食べてしまいました。
● まとめ
コオロギせんべいはいかがでしたか?
まさか自分の人生の中でコオロギを美味しく食べる日がくるなんて思ってもいませんでした。
それと同時に、コオロギがすごく環境に優しいことにも驚きました。
私にはまだ昆虫食をメインにすることはできませんが、環境に優しい食材の選択肢が増えたことがとても嬉しいです。
私たちの小さな行動の積み重ねが10年後の未来を変えてくれるかもしれないですもんね。
コオロギせんべいが気になった方はぜひチェックしてみてください!
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今日もお時間いただき、ありがとうございました。
それでは、皆さんにとって、素敵な時間をお過ごしください。
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