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【人が使える水はたった0.01%】バーチャルウォーターから見える世界

献立
・豚の生姜焼き
・豆腐サラダ
・味噌汁
・ごはん


2人分の夕食を作るためだけに
水3151ℓを使ったのは私です。

水道管が壊れた訳ではありません。
その正体は、バーチャルウォーターです。

バーチャルウォーター(仮想水)とは

「もし自国で食料を生産したらどれくらいの水が必要か」を表した水の量のこと。
例えば、牛肉1kgの生産に約2万ℓの水が必要となります。

つまり、日本は海外から食料を輸入することによって、その生産に必要な分だけ自国の水を使わないで済んでいるのです。言い換えれば、食料の輸入は、形を変えて水を輸入していることと考えることができます。
                    ※ 引用:環境省「virtual water」

日本の場合

日本は、食料自給率約40%のため、食料と一緒に見えない水も大量に輸入しているといえます。
その量は諸外国と比べても断然トップだそう。

海外から日本に輸入されたバーチャルウォーター量は、約800 億立方メートルであり、その大半は食料に起因しています。これは、日本国内で使用される年間水使用量と同程度です。

※ 引用:環境省「virtual water」

つまり、日本人は他国に肩代わりしてもらっていることになります。
海外の水不足や汚染問題も、決して他人事ではないんだなと感じました。

地球上の水

地球に水なんて豊富にあると思いませんか?

しかし人間が利用できる地球上の水は、
たったの0.01%しかありません。9割以上は海水で、淡水の大半は北極や南極の氷なんだそうです

水を使うにあたっても
何気なく使って終わりではなく、
正しく理解し、想像力を働かせることがすごく大切だなと思いました。

自分にできることから

バーチャルウォーターを知ると、見える世界も少し変わり、環境への優しさが増した気がします。
この学びも大切な水を少しでも無駄にしないために、とても簡単なことから続けています。

☑︎国産や地元の食材を買って使う
☑︎加工食品はなるべく買わない
☑︎盛り付けはワンプレートにして洗い物を減らす
☑︎ラグやマットをやめ、洗濯を減らす
☑︎バスタオルではなくフェイスタオルを使って洗濯を減らす


いかがでしたか?
少しでも水の大切さや、日本の現状を感じてもらえたら嬉しいです。

もし、自分の食事のバーチャルウォーターを調べたい方がいたら、環境省のHPに仮想水計算機があるのでオススメです。
材料の数字を打ち込むだけで簡単に計算できます

隙間時間にぜひお試しください。

今日もお時間いただきありがとうございました。
この後も皆さんにとってハッピーな時間をお過ごしください。

今回の小さなアクションは、SDGsの

2 飢餓をゼロに
3  すべての人に健康と福祉を
6 安全な水とトイレを世界中に
7  エネルギーをみんなにそしてクリーンに
12 つくる責任使う責任 
13  気候変動に具体的な対策を
14 海の豊かさを守ろう 
15陸の豊かさも守ろう
にも繋がると思います。

SDGsは、サスティナブルなのだから、誰でも簡単に出来るものだと思うんです。
生活の何気ないアクションを少し意識するだけでエコフレンドリーな行動へレベルアップする。
まずは1人1人の意識が変わり、行動、習慣が変わっていく。少しずつ世の中の常識が変わっていく。だから、小さな行動にはすごく価値がある。人にも環境にもフレンドリーな世界になったら嬉しいです

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