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私が大学で出逢えた、卒業後も大切にしたいなあと思う、同期の人数。学科の学生の約1割。私に沢山の愛を与えてくれた、大好きな人達。
私が転んでも挫けても、その度に立ち上がって這い上がってここまでこれたのは、紛れもなく、その人達がいてくれたから。そんなふうに私が思えるようになったのも、その人達のおかげ。
私は高校生まで歪んだ認知だった。だけど大学に入ってその人達と出逢えてから、捉え方をいい意味で、変えられるようになった。その人達は本来の、素の私を引き出してくれた。
私はありのままの私でいていいんだ、私はここに居ていいんだ、こんな私にも、いていい居場所はあるんだって、初めて思えたのは、大学で出逢った人達のおかげ。
卒業まであと1週間。卒業は単なる節目だ。区切りなだけで、永遠の別れじゃない。
サヨナラは悲しい言葉じゃない。いきものがかりのYELLの歌詞も、そう言っているから。
卒業したら、大学生という肩書きは剥奪される。でもそれはある種、私がその剥奪を目的としてここまで歩いてきたのだから、道理にかなっていることだ。
社会人になったら、確実に大好きな人達との連絡は取りづらくなると思うし、会えなくなることの方が多いのは自明で。
それでもお互い、心でつながっていられたら、そのタイミングが来た時に、きっとまたどこかで巡り会えると信じて。
読んでくださってありがとうございます。