思い出トランプ
発達障害の女の子のお母さんです。
月末なので、お母さんの本棚から。
向田邦子さんの「思い出トランプ」
これもかなり前から本棚にあり、時々読み返しています。
短編からなっているので、近頃は読み返したいところだけ短時間の移動読むことが多いです。
始めて読んだ時のシュールな結末にドキリとした感覚は今でも忘れません。
後ろめたさ、人の弱さ、狡さ、愛、、、深く読み入ってしまう一冊。現代より少し不便な暮らしぶりを想像するのも楽しみな一冊です。
そして、向田邦子さんはとてもおしゃれな方で
「おしゃれの流儀」も大好きな一冊です。
自分を確立したスタイル、こんな大人の女性はなかなかいそうにない。
ひとりの時間に手に取り、うっとりしています。
この、うっとり時間は大好きな時間です。