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そして、バトンは渡された


『そして、バトンは渡された』瀬尾まいこ作
2019年本屋大賞受賞作

さすが本屋大賞だけあって読みやすさ
面白さは素晴らしい

文庫本でありながら400頁ほどあるが
この内容と読みやすさならスイスイ読み進められる

『困ったこともつらいこともない私がどう答えるべきか迷っていると―』という一文は自分もおそらく中学生くらいの時に思った贅沢な悩みだ

さて、第1章で物語としては綺麗にまとまっているのに、なぜ第2章もあるのか?蛇足ではないか?(失礼ながら、内容も1章ほどでは無い気がする)と思いながらもやもやしながら読み終えた

表紙に戻ると
『そして、バトンは渡された』

おそらく蛇足ではなく、次へバトンが渡る結婚式という舞台が必要だったのか、と思ったのであった
※詳しい内容はぜひ本を手にとって読んで欲しい


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