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気がついてなかっただけで、病んでたのは私だった

色んな事を考えて
少しだけ分かった事がある

自分では気が付いてなかったけど
私は彼と出会う前からずーーーっと病んでて
“彼が病み止めの薬”だったんだと思う

彼といる間は幸せで
嫌な事もあったけど、それ以上に幸せで
世界がキラキラ輝いて見えた

その薬がなくなって
病んでる状態に戻っただけ

それは彼も同じだと思ってる
彼にとって私は精神安定だったはず

きれいな景色も頓服薬にはなるけど
すぐに効果は切れる

そして効かない薬ばかりを処方されてる状況

今でも優しさをくれる男性はいる
私が変わらず素っ気なくしても
変わらず、私に優しさを届けてくれる人
(よく嫌にならないね?って思う)

彼だったらきっと
そんな私を健気に想ってはくれなかった
『自分だけをみてくれる人がいい』
そう言って捨てられそうになった事もあったから

結局、彼だけを見てたけど捨てられた
自分だけを見てくれる人がいいと言っていたのに

私からしたら彼は私だけを見てなかった

私は彼の特別だったはずなのに
彼は誰にでも優しい人なのに
なんで彼は私にだけは優しくなかったんだろう

他の人には優しくできるのに
なんで私の言葉を許してくれなかったんだろう

好きじゃなかった??
そう思うには『愛されてた』って思う

彼の気持ちを聞くことはできないけど
彼が同じように苦しんだのは分かるから
早く忘れてあげないと

私は忘れるけど
私のことは『嫌な女』としてでもいいから忘れないで

今日はお月見

私:月が綺麗ですね=私はあなたが好きです
彼:死んでもいいわ=死ぬほどあなたが好きです

1年前の今日こんな会話をした
あれからもう1年かぁ

月を見るたび、嫌な女を思い出しますように
金木犀が香るたび、私を思い出しますように


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