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「自分を変える」ために必要なこと

私のところに来られるお客様中には、これまでに人間関係で同じ過ちを繰り返して来ている方が結構います。
学生時代から友人関係が続いた試しがない、なんて方も多いですね。

その本人がその問題を放置したまま、何も努力していないか…というと、そうでもないんです。
同じ過ちを繰り返さないよう自分で問題意識を持って、自己啓発本を読んだり、その関係のセミナーや講座に足しげく通ったり…

その都度、確かにそれらしいことを学べた感じもして、何となく自分は変わったかなぁ…という感覚は持てるんですけど、結果的にはまた同じことを繰り返している…と話される方って結構多いんです。

何故そうなるんでしょう?

一つは「腑に落ちていない」という事が挙げられます。

本を読んでもセミナーを受けても、そこで学んだことが本当の意味で「腑に落ちていない」から、自分の問題点に気付かないまま、表面的な改善だけをしているという事。

ではなぜ腑に落ちないのかというと、もう一つの問題はこの「表面的」な問題の奥には、かなり根深いココロの問題があるのに気付いていない事です。

自分のココロの奥に何らかの問題があることを知らないまま、このような自己啓発をしたところで、自分の問題の本質には全く目が向けられていないので、当然の如くまた同じことを繰り返します。

例えばうつ病や適応障がいといった『ココロの病』の人が何年、何十年と薬を飲んでいるだけでは、何故うつ病になったのか、その大元にアプローチしておらず薬で症状を抑えているだけなため、いつまで経っても回復出来ない訳です。(実際にこういうお客様は多いんです)

そういう方々がカウンセリングで自分のココロと向き合い、自分のココロの大元にある問題に気付き、その根深さを知り、その問題とさらに深く向き合い続ける事によって、自分自身が変わって行けるようになります。

そうなればもう、自己啓発本もセミナーも必要ない自分に、自然となれているんですね。

色々な努力をしているし、勉強してるし、毎日頑張っているんだけど変われないというあなた。
まずあなたの「ココロ」の中に注目してください。

頂いたサポートはカウンセリング普及活動などに使わせて頂きます