女1人寿司遊び日記
時々、定期的にやってくる「うめぇ寿司が食いたい」これはなんでしょうね、えんがわが美味しすぎるからだよ、一緒に食べる相手はいない、1人ふらっとお寿司屋さんに入れるくらいには大人になったということかしら?えんがわ美味すぎるんだよ、ということで、昨日久しぶりにお寿司を食べた。
久しぶりにというところが泣けるでないか、いつから貧乏になったのか、お寿司も小さくなったなあ、と、まずは生ビールをぐびぐび。
わたしのなかで外食は遊びになる。寿司はなかでもスペシャルな遊びだ。回らないお寿司、レーンで来ない、パックでもないお寿司、板前さんが握るお寿司屋さんは、ゴールデンウルトラ貴重な散財の気分が乗ってる時だけ「え〜いやあさー」と暖簾をくぐれる、テーマパークだ。
大きい広いお寿司屋さんだった。繁盛していて、客もそれぞれ2人、3人、2人、3人、外人組、外人組、外人が多い、みんなグループじゃねえか、の中で、1人で食らう。注文が飛び交う。ほほほー、わたしは白子ポン酢食べちゃうもんね、もずく酢もいただこう。美味い!てか、ここは日本?ジャパンですかい?
えんがわももちろん頼みます。たとえ時価でもこわくない、なんていい子なの、ああ美味しい。
お金は寂しがり屋らしい、だからお友だちがいるところへ流れるらしい、どうりでわたしのところにいつかぬ訳だ、と、変なことを思い出して、日本酒を頼む狼藉、貧乏人はどうしたらよいか?小銭を貯めることだ、と、聞いたことがある。うん、へえ、そうなの?
お新香盛り合わせがいまいっちだった、なぜ?どうなの?少し残念、こんな時もあるさ、思い直して白子軍艦を頼む、わい白子もすっきゃねん、トロたくも食べる、この組み合わせを考案した人天才、あーナマコも食べたいなあ、そんなものはない、正月まで待とう。諸々食べたけど、忘れた。
で、1人客の男性が入ってきた。お主、やるな、と、心の内で呼びかける。玉子を食べ忘れた、けどまあいいでしょう、また今度で。
、、、あたし、カッコいいじゃねえか、と、1人悦にいっておあいそを頼む。
次はお寿司いつかなあ。次はやっぱりしっぽり、ああ日本だよねえという雰囲気だと良いな。
おしまい。