【詩】ながれうた
キミと私の星のことばで
数えきれない歌を作った
綺麗と淋しいと嘘とキス
ショートケーキと十字架
煙草と石ころと月と蜂蜜
秘密を混ぜて歌を作った
孤独はぶっ放すもんだぜ
ルッキズムは大嫌いだよ
小さな部屋に地の果てと
名前をつけて煙草を吸う
これでも生きてるんだぜ
夢のなかに私たちはいた
蓮の花と同じ香りのした
貧乏は絶望の別名だった
だんだん経済に窒息して
明確に二人に限界がきた
あんなに将来を考えたり
計画を立てたりしたのに
愛の國は脆くて儚かった
一年前の今日だったせい
仕事を失敗したせいかな
あまりよく眠れなかった
二人が付き合い始めた日
世の中が何の日かなんて
私たちには関係なかった
終わったのは夕方だった
何の日だったんだろうな
なぜ忘れられないんだろ
夕陽がとても大きかった
夕陽がとても綺麗だった
夕陽がとても淋しかった
全部嘘だよなんて嘘だよ
キスしたい人はいないや