不安や恐怖でパニックにならないようにするために大切なこと
僕は趣味として自然体験として、山、川、海などにちょくちょく行きます。
行く理由としては、非日常で楽しいし自然の偉大さを感じ学べるし、人とのコミュニケーションも楽しいからです😁
個人的な理由を書きましたが別の機会にコンディショニングのための自然体験の効果などの記事を書こうと思います。
今回は僕が大好きな自然体験だけども、楽しいだけではなく恐怖を感じることもあります。
ちょうど先日恐怖、不安感を感じたのでその時どう乗り越えたかについて書きます。
恐怖って?
まずは恐怖について調べてみました。
恐怖
恐怖(きょうふ)、または恐れ(おそれ)(英: fear)とは、動物や人間のもつ感情の一つで、こわいと思うことやその気持ち。
事態から逃避しようとする行動の傾向、心拍数の増加、顔面から血の気が引く、震え、発汗、膀胱と結腸を空にする準備(エネルギー消費の準備)、消化器官の毛細血管の収縮(などといった身体的反応が伴う。恐れが強い場合は、行動に麻痺が起きる
感情の一種で自分を守るための防衛反応ということがわかります。
僕が今日、恐怖を感じた時の出来事
ちょうど今日、はじめてのボートダイビングを経験しました。
久しぶりのダイビング🤿でボート自体も乗らないので軽い不安感がある中でスタートしました。
ダイビングスポットに着き、ダイバー達が次々と船から飛び降りはじめます。
すると、船の揺れが大きくなる
ビビリの僕は驚き身体が緊張します。
ひたすら呼吸に意識を集中
普段から緊張したら呼吸に意識を向けているので、だをだん通常に戻りました。
自分の番になりマスクをなど押さえて飛び降ります。
飛び降りるのには恐怖感はありませんでした。
海に潜るとまず、ロープがある所まで泳ぎそこから潜っていきます。
久しぶりで泳ぎもぎこちない感じや中性浮力状態に出来ずに身体の緊張が抜けきれていない状態で泳ぐ事に集中していました。
周りに岩や魚の群れ、イソギンチャクの絨毯などが目に入り段々外に意識が向き始めると泳ぎも安定してきました。
しかし、終盤になりボンベの残圧が少なくなり、息を吸っても出が悪くなってきて、こんな感じだっけ?って不安になりました。
時間がたち、さらに吸いづらくなると段々恐怖なってきました。
※圧が減ると出が悪くなるのは問題ないです。
思考は常に足りるかな?大丈夫かな?早く空気吸いたいなどになり他のことを感じれなくなりました。
水面にあがりボートの梯子に捕まると波酔いもあり、気持ち悪くなってリバース…
レギュレータを口から外してしまうというミスも…
船上にあがりひたすらリバースでした。
岸にもどるころには落ちつきましたが、精神的に肉体的にもダメージがあり休憩後の2本目はキツいなと思いました。
休憩後やることやって無理ならやめようと考え
30分の休憩の間、瞑想と呼吸法をやって身体を回復させました。そして、インストラクターに気になったこと、対処法を確認しイメージでひたすらリピートすると精神的なストレスが大分減ったので2回に臨みました!
2回目はボートの上から揺れにそなえて姿勢と重心移動を意識と呼吸法をしながらトライ!
まだ少し不安はあったが1回目より程よい緊張に近い状態になりました。
潜ってみると周りを見渡せる余裕もあり、身体の細かい緊張も感じとれました。
上を見上げると太陽の光の暖かさと煌きに感動しこのままいたいなーっと感じました。
呼吸をコントロールして中性浮力に挑戦できる余裕もあり、楽しくなってきました。
昔行ったディズニーに海底2万マイルのアトラクションを思い出したり、目の前だけではなく奥の地形や生き物を探したり周りのダイバーを見たりも出来ました。
終盤になり浅い所に戻り、また船上にいったら気持ち悪くなりそうだなーって感じになりましたが、まぁリバースすれば良いかと楽観的に捉え浮上
上がるとしばらく大丈夫だったのですが、リバースしてしまいました。
ですが1回目より明らかに回復も早く元気でした。
今回のダイビングで不安や恐怖になり過ぎないようにするために大切なのは、事前準備と回復する能力を痛感しました。
〜まとめ〜
もともと、不安やパニックになり頭が真っ白になりやすいタイプだった僕ですが、久しぶりに恐怖感を味わったら以前より冷静に対応出来るようになりパニックになりませんでした。
それは、体や心のワーク、武術系のワークで自分が分かりかわれたことや対応の仕方がわかったからです。
以下にそのことをまとめます。
パニックになりやすい、いつもと違う状況下での対応
①意識を外に向ける
②身体を動かし続ける→縮こまらない、止まらない
ある程度余裕がある時
③呼吸に意識を向ける→呼吸法など
④緊張に意識を向ける→力が入っている部位を抜く、楽な姿勢にする
1番大切なのは事前の準備
①日頃から緊張を減らす
②不安要素を減らす→知識や行動の仕方
③経験値を増やす→イメージで反復でも可
回復をしっかりする
①呼吸法
②身体を緩ます
最後に
自然は素晴らしい!もしかしたら僕げ自然を求める理由の一つとして「生きていることを強烈に感じる」からかもしれない。
引用:河合隼雄『対話する生と死』
河合隼雄は、「人間は自分の人生観、世界観やシステムを持ちながら生きているが、それをどこかで揺り動かすもの」と定義したうえで、恐怖はない方がいいように見え、ずっとそういう状態が続くと安心ではあるが、死んでいるのと同じである。生きる体験の中には必ず恐怖が入ってくる。存在を揺るがされるということは、うまくすれば、新しいことが開かれるが、下手をすれば破局を迎える。つまり、恐怖はその両者のちょうど境目になる
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?