![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/172904298/rectangle_large_type_2_0c01f9c9e416f38b8877966f6bff47fd.jpeg?width=1200)
2024.12.20 「心も呼吸も源は同じ」
.:・.。.:・.。.:・.。.:・.。.:・.。*
2024.12.20
・プラサリータ・パードッターナ・アーサナ【かもしか】(背面)
・マールジャーラ・アーサナ【猫】(反り)
・スプタ・パールシュヴァ・アーサナ(側面)
・ヴィパリータカラニー【逆転】(逆転)
・ハラ・アーサナ【鋤】(逆転)
・シンハ・アーサナ【ライオン】
.:・.。.:・.。.:・.。.:・.。.:・.。*
四つ這いで背骨の上げ下げをする【猫】のポーズは、背骨を柔軟にして、神経の働きを整えます。
また、背骨を丸めおなかを小さくして息を吐き切る、背骨を反り胸を大きくはって息を吸いきる、完全呼吸の練習にもなります。
普段は無意識にしている呼吸ですが、実は肺には筋肉がありません。
肋間筋(肋骨の間にある筋肉)と横隔膜が連動して働くことで息の出入りができます。
息を吸う仕組みとは
① 横隔膜が縮んで下がり、肋間筋が縮んで肋骨が持ち上がり、胸郭が前後左右に拡大する
② 体内の圧力が下がる
③ 肺がひろがる
④ 口や鼻から空気が吸い込まれる
となっており、吐く時は逆の流れになります。
デスクワークや、PCスマホ利用等で猫背の方も増えていますが、その姿勢は胸郭も狭まり、浅い呼吸になりがちです。そうなると肋間筋、横隔膜もあまり動かず、固くなってきて、ますます浅い呼吸に…と悪循環になります。使わないものは使えなくなっていきますね。
完全呼吸は、腹式呼吸でも胸式呼吸でもなく、「肺底中心の呼吸」(『ヨーガ入門』P170)です。
肺の底の方から息を満たしていく練習は、呼吸筋を鍛え、心を落ち着かせる深い呼吸につながっていきます。動かしていけば、動くようになっていきます!
猫のポーズ、シンプルで安定した姿勢でできるので、呼吸にもしっかりと意識を向けやすいと思います。
「呼吸は心の粗大な姿」「心も呼吸も、その源は同じものである」インドの聖者ラマナ・マハリシの言葉です。
呼吸が深く一定に整ってくると、心が変わってきます。
アーサナもそうですが、呼吸法は特に無理は禁物です。
少しずつ進んでいきましょう♪
12/27は今年最後になります。
来年1/3はお休み、1/10が初回になります!
それではまた金曜日に~🎄