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耳を澄ましてみる
例年に増して蒸し暑い梅雨。
曇りや雨、湿度といったすっきりしない気候は、私たちの心にも大きな影響を与えます。
今回は、「悩みのタネのトリセツ」記事の続編をお話したいと思います。
悩みの入り口を通り越して深みにハマり、答え探しをしている時、人はついつい自分を内観し続けて思いを巡らせてしまいます。
自分の思考は
自分の 考え や 経験 に基づくもの。
散々悩み抜いた着地点が今の堂々巡り。
もうそこに答えは見いだせないことがほとんどではないでしょうか。
「そんな時は何にも考えない方がいいよ」
「頭を空っぽにした方がいいよ」
こんなアドバイスをよく耳にします。
ですが、
「無」になるのはめちゃくちゃ難しいこと。
「瞑想」なんて、もっと至難の業!
悩んでいる時、五感 はいつもより研ぎ澄まされていることが多いです。
防衛本能がそうさせているのかもしれません。
\それを上手く活用するのです。/
悩みの渦中にいる時に「読書」はなかなかハードルが高いかと思います。
オススメなのは、「耳」から 何かしらの情報を取り入れてみること。
【カクテルパーティー効果】
多くの音の中から自分に必要な情報を無意識に選択できる脳のはたらき
【音源定位】
音源の位置を特定する、
注意を向けるべき方向を決定する能力
コンテンツ、ラジオ、歌詞、カフェでの誰かの会話… 何でも良いのです。
いつもとは違う言葉のエッセンスを見つけてみてください。
とにかく 聴覚 を 研ぎ澄ませてみる
何でもいいから 耳 を 傾けてみる
つまり、そこから
自分からは生まれない発想や言葉のヒントを得るのです。
不思議なことに、ハッと気付かされる何かが見つかることがあります。
とにかく、
自分の内側ではなく外側から取り入れてみる。