人は左側を意識しがち?
「左回りの法則」をご存知ですか?
人は、何も意識していないと左側通行になる。
左側に目がいく。
道が左右に分かれていたら、左を選ぶ。
というもの。
理由は諸説ありますが、有力なのは、
右脳が空間を司るため、
左側の空間を認識しやすいというもの。
もう一つは、右利きの人が多いため、左足を軸にする左回りになる。
身近なところで「左回りの法則」が取り入れられています。
1番わかりやすいのが陸上トラック。
左回りの方が好成績が出やすいため、左を内側に
することが国際陸上競技連盟によって定められているそう。
そして非常階段。これは、降りる時に左回りに
なるよう設計されているそう。
野球のベースも左回りですね。
例外があります。それは競馬場。
右回りが多いのです。何故なのでしょうね?
2003年、子供用の「瞬足」という運動靴が、子供たちの間で
「これを履くと速く走れる!」
と大ヒットしました。
この運動靴、靴底の右足の内側と、左足の外側に突起状の滑り止めが付いていて、左カーブで足圧がかかるよう設計されているそうです。
「左回りの法則」を上手く取り入れたグッズだったのです。
この法則の逆を突いた場所があります。
お化け屋敷やジェットコースターは、不安や恐怖を煽るように右回りに設計されているそう。
(メリーゴーランドは左回りに設計されているそうです。)
そして、みなさんご存知のディズニーランド。
上から見ると
左側が「過去」、真ん中が「現在」、
右側が「未来」のエリアになっています。
自然に混雑を避けるよう心理的に右回りに
誘導するように設計されているそうです。
あなたのいつも利用する場所はどちら回りになっていますか?
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