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家計簿をつければ、生活が整う

家計簿をつけ始めて、1年が経ちました。

小学生の頃、初めてお小遣いを貰うと同時に母からお小遣い帳を渡されましたが、1ヶ月も経たないうちに記帳をやめた記憶があります。あれから何十年もの間に、何度も挫折してきた私の家計簿ライフ。

できるだけ手間がかからない家計簿を探し「レシートを撮影するだけでアプリに記帳できる」というものも試したことがありますが、”レシートをたくさん貯めてしまい撮影がめんどくさい” “浪費している自覚があり現実から目を背けたい” “お金を使えなくなるストレスを感じるのが嫌だ” などの理由から、だいたい1ヶ月も経たずに挫折してきました。

夫と結婚してからも家計簿はつけておらず、今考えると恐ろしくなるくらい浪費しておりました(笑)今よりも外食の回数も多かったし、もともと出掛けるのが好きなので無意味に出掛けては、出先で必要のないビミョ〜に値のはるモノばかり買っていました。

しかし、そんな生活も長くは続かず、子どもが産まれてしばらく経ってから、毎月のクレジットカードの請求額にビビり、足りない分を夫に出してもらったり、自分のなけなしの貯蓄から補填したりが続くように。ついには、温厚な夫からも「ちゃんと貯金できてる?」と突っ込まれました。

普段何も言わない人からキリッと突っ込まれたことで、楽天家で能天気な私もさすがにシャキッとなりました。「これではいかん」と、まずは毎月の支出を管理すべく、家計簿をつけることにしたのです。

その際、出会ったのが「羽仁もと子案家計簿」です。SNSで家計簿載せてる系アカウント(表現が適切ではないかもしれません)をパトロールしたところ、わりと現実的な家計簿を載せている方が使っていたのが、この家計簿でした。

羽仁 もと子(はに もとこ、1873年9月8日 - 1957年4月7日)は、日本における女性ジャーナリストの先駆け[1]。また、自由学園および婦人之友社の創立者。家計簿の考案者としても知られている。

「”羽仁もと子“」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』より (2022年11月14日(月)00:51 UTC版) 

この家計簿の特徴は、まず費目の内訳があらかじめ細かく分類されており、どの費目につけたら良いかがわかりやすいこと。家計簿でつまづくのは、費目の分類が定まらずめんどくさいところです。その点、こちらは、”片栗粉は調味料費“ や “クリーニング代は衣服費” のように明記されているので、自分で考えなくとも、毎月ブレずにつけられ、軸がしっかりしやすいと思います。

あと、食費のメインとなる”副食費A”という項目(主に肉・魚・野菜類などの金額をつける)は、1日当たり〇〇円と決めて日々増減していくので、買い物の際に「今日は大体いくらくらい使える」というのが意識しやすく、無駄買いが減ります。

とにかく、この家計簿はシンプル!特に、どうやって家計簿をつけたらいいか分からないという方に、おすすめできます。家計簿の基本の”き”が学べるという印象です。


◯家計簿を続けるコツ


つけ始めの頃は、月末近くになるとマイナスの項目が増えてきて、つけるのが嫌になったりしていました。でも、ここでやめては意味がない、とにかく1年目はデータを集めるという気持ちでマイナスになっても淡々とつけていきました。

1年が経ち、見返した時、数字的にはあまり良いと言える家計ではないですが、それでもコツコツ集めたデータから、我が家が実際に使えるお金の量がなんとなく分かり手応えを感じましたし、お金の使い方を考えるようになりました。なにより、ズボラな自分がコツコツ続けられたことに達成感を感じました^^

以前は、使えるお金の量というものを知らなかったので、常に不安定な家計で、不必要なものにお金をかけては足りなくなり、必要なものにかけるお金を削ってしまうという悪循環に陥っていました。その度にストレスを感じて、漠然と節約に対して苦手意識を持つように…。

でも、家計簿をつけてからは、我が家が使えるお金の量を知れたので、”ここは少し抑えておこう” とか、”余裕があるから楽しもう”とメリハリをつけられるようになりました。また、”余計な見栄を張らない”といったことも学べたと思います(笑)

まだまだ私も家計簿ビギナーなので、これからも試行錯誤しつつ、楽しみながら家計管理できたらいいなと思います。家計簿つけている方、これから家計簿を始めようと思っている方がいらっしゃいましたら、一緒にコツコツ頑張りましょう^^


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