#4 「繊細さん」の本*武田友紀
こちらの本は以前も紹介させてもらったが、何回読んでも勉強になるのでまた紹介させてもらう。
「気が付きすぎて疲れる」ことが多い繊細さん。
よく耳にする"HSP"と呼ばれる人のこと。
HSPとは、生まれつき繊細な心の持ち主のことで、
・色んなことに気づいてしまう
・感受性が豊かで疲れてしまう
といった特徴がある。
そんな繊細さんが「元気に生きるたの方法」がこの本には詰まっている。
普段の生活の中で私が困っていたこと。
それは、
「気にしない」ってどうすれば出来るのかが分からない。
(私の心の声⇩)
「気にしないフリは出来るけど、私気づいちゃってるし…。
気がつかなければ気にならないのにそれが出来ない!泣」
心がざわざわすることが多くて困っていた。
この本が教えてくれた解決法は、
"気にしない"のではなく"気づいた上でどう対処するか"
ということ。
「おおー!そうすればいいのか!!」
いつももやもやしていた心がこの言葉で救われた。
「私気づいちゃってるなー。あ、でも気づいていいんだ!気づかないフリをする必要もない!」
と、ありのままの自分を肯定してあげることが出来た。
繊細さんは「感じる力が強い」から疲れてしまうことが多いが、逆に"いいこと"も深く感じることが出来る。
自分の周りにあるいいものに気づき深く味わうことで、身も心も満たされる。
色んなことに敏感に反応するセンサーを持っている繊細さんが元気に生きるためには、
ストレスに耐えられるような自分を作るのではなく、
仕事・休日の過ごし方・暮らしの環境などあらゆるものにおいて「自分で道を選ぶこと」が大切だと述べられている。
色んなことに気を取られてしまうHSPだからこそ、自分がいいと思ったもの・心地よいものを自分で選択し、元気に生きられる環境を作っていくことが大切なのだと思う。
本の後半では、
繊細さんが元気に生きるための"様々な場面での対処法"が書かれている。
普段から「これってどうすればいいの?」と思っていたことがこの本のおかげで随分と解決できた。
例えば…⇩
◉五感別(視覚・聴覚・嗅覚・触覚・味覚)の刺激の予防方法
◉「配慮が足りない人」に振り回されない方法
◉相手の気持ちがわかってしまうことが困る
◉人に頼れるようになる練習
◉非繊細さんとの付き合い方
◉仕事との関わり方
など。
たぶん繊細さんがよく抱えているであろう悩みが多いのではないか?
気持ちの処理の仕方が分かると、今まで苦手だった場面が少しずつ苦痛ではなくなっていく。
この本を通して感じたことは、
繊細さのマイナス面ばかりに気を取られがちだったが、"いいこともいっぱい味わうことが出来る"繊細さんのプラス面も活かしつつ、
自分で心地良いものを選択し心地の良い環境を整えることで心を満たし、元気な繊細さんとして生きていきたい!ということだ。
「コミュ力ゼロ・自己肯定感ゼロ」だった私が30歳で生まれ変わった方法を紹介しています☺︎
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