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#5 「繊細さん」の幸せリスト*武田友紀

前回紹介した【「繊細さん」の本】に続き、
今回は続編の【「繊細さん」の幸せリスト】を紹介する。




まずは前回のおさらい。

「繊細さんの本」では、繊細さん(HSP)とはどういった特徴を持つのかに重きをおいて解説されている。


色んなことに敏感で細やかなセンサーを持つ繊細さん。
その細やかなセンサーで情報をキャッチしすぎてしまうが故に、体と心が疲れきってしまう。
様々な情報を受け取りすぎて疲れてしまうというマイナス面が注目されがちだが、反対に”いいこと”も同じくらいに敏感に受け取れるのである。


・繊細さんの特徴
・よく出くわすであろう困った時の対処法
など、繊細さんの解説と元気に生きるための解決法が書かれている。




では、今回は【「繊細さん」の幸せリスト】について☺︎


繊細さんは、
五感のセンサーが敏感で疲れやすいなどマイナス面が注目されがちだが、反対に”いいこと”も同じくらい豊かに感じ取れる。

そんないい面を”目一杯味わう”ための方法がこの本では紹介されている。


第1章【感じる幸せ】
小さなことに気づいて楽しむのが上手

第2章【直感の幸せ】
「自分に合うもの」が一瞬でわかる

第3章【深く考える幸せ】
本質的なことに目を向ける

第4章【表現の幸せ】
細やかな感性が豊かな表現につながる

第5章【良心の幸せ】
「自分のため」と「人のため」が重なったとき、大きな力を発揮する

第6章【共感の幸せ】
相手も気持ちを大切に受け取る

6章にわたって解説されている。




印象に残った箇所を、感想を交えながら挙げてみる。

◆自分にとって好きな感覚と嫌な感覚を意識し、”好きなもの・ときめくもの”を意識し生活する。

小さなことでも自分がときめくものを周りに集めると心がわくわくする。機嫌良く過ごせる。これってとても大事!
苦手な環境からは距離を取り(心が擦り減るので)、のびのびとできる環境に身を置くことを普段から意識したい。


◆感じる力が強いからインプットが多い。どんな形(芸術・文章・会話)でもいいのでアウトプットをすることで心が整う。

これもめちゃくちゃ大事だと思った。受け取る情報量が多いから、アウトプットすると気分がすっきりする。


◆他人にも良心的な繊細さんは、まずは自分を満たしてあげることで他人にも大きな力を発揮することができる。

他人に親切でありたいと思っているが、まずは自分を満たしてあげること。自分を犠牲にして他人に優しくするのは違う。





この本を読むと、「私はこのままでいいんだ」と自分を肯定することができる。
繊細さを否定するのではなく、活かす。

また繊細さんが心を整える上で、アウトプットの作業がとても大切だということが分かった。

全体を通して、武田友紀さんが書く"繊細さんの心情の表し方"がとても好きだった。
優しくて温かくておだやかな表現が多く、心が落ち着く文章であった。




kigoさんが引用記事を書いてくださいました!
とっても嬉しいです。ありがとうございます☺︎



「コミュ力ゼロ」「自己肯定感ゼロ」だった私が30歳になって生まれ変わった方法を紹介しています。
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