#15 夢をかなえるゾウ1*水野敬也
これは、
成功者になりたいごく一般のサラリーマンが、ゾウの神様と出会い、自分を変えていく…お話です。
主人公は
成功者になりたいサラリーマンと、神様のガネーシャ。
ガネーシャとは、
ヒンドゥー教の神様で、象の頭と4本の腕を持ったインドの大衆神。
財産や幸運をもたらす神として信仰されており、新しい事業や学問の神としても崇拝さています。
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ストーリーの始まりは、
主人公のサラリーマンが、会社の先輩に誘われて訪れた華やかなパーティー。
赤坂の東京タワーの見えるタワマンで開催されたパーティーには、大成功を遂げた実業家やタレントやプロ野球選手など、キラキラ輝く人たちが集まっていた。
華やかな世界だったが、何者でもない主人公たちは誰からも声をかけられず、存在自体も忘れられたような時間を過ごす。
パーティーから帰ってきた主人公はあまりの惨めさに大泣きし、その日は眠りについた。
次の日、目を覚ますと目の前には大きな象がいた。
夢なのか現実なのか…
しかしその象に見覚えがある…。
その象はなんと、
主人公のサラリーマンが、「自分を変えたい!」と思い、インド旅行に出かけた際にお土産として買ってきた象の置物だった。
大泣きして眠りについた主人公を見兼ねてガネーシャが現実世界に現れたのだ。
ガネーシャはこれまで、数々の偉人をプロデュースし輩出してきた。
アインシュタイン、ビル・ゲイツ、カーネル・サンダース、リンカーン、ライト兄弟、福沢諭吉、松下幸之助などなど…。
現代で偉人と呼ばれている人達は、ガネーシャと共に成功を成し遂げてきたのである。
ガネーシャが言うには、
『毎日ガネーシャから出されるお題を達成していくことで、成功者になれる』
…らしい。
その日から、ガネーシャから毎日1つお題が出され、主人公はそれを達成させていく。
時には、「何でこんなお題?」と思うものがあるが、ある程度達成していくとそのお題の本質が見えてくるのである。
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「ガネーシャと共に過ごし、出されたお題を達成していくことで夢を叶えていく…」
というストーリーで、私はこのシリーズが大好きです。
この書籍は、
自己啓発本であるけども、生きづらさから抜け出したい人には関係ない話なのではないか…
と感じるかもしれないですが、
この本のとても「いいところ」を紹介します。
これまで様々な心理学の書籍を読んできましたが、
《悩みに対する答え》を書いてくれている書籍はいっぱいあるのです。
確かに、悩みを解決するために答えが欲しいのですが、、
それに対し夢をかなえるゾウは、
ガネーシャからのお題をひとつひとつ達成していくことで、
自然と《自己肯定感が上がる》とか《生きる上での大切なマインド》が身につくのです。
悩みを解決することも大事。
そもそも悩みを寄せ付けない強いマインドを作ることも大事。
夢をかなえるゾウは全5シリーズあり、
生きる上での大切なマインドを学ぶことが出来ますよ^_^
生きづらさを抱える人へ。
読めば心が軽くなる本
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