#10 自己肯定感が低い・傷つきやすい・人とうまくやれない それは、"愛着障害"のせいかもしれません。*中野日出美
・いつも人間関係で失敗してしまう
・人の顔色を伺い振り回されてしまう
・自己肯定感が低い
・人を信用できないので、深くは付き合わないようにしている
・自分は愛されない人間だと思っている
など、人間関係において生きづらさを感じている人は「子どもの頃の養育者との関わり方」に何らかの問題を抱えている場合が多い。
親と子どもの心の絆が健全に形成されていないと、その後の人生において心や体に支障をきたしやすく、この生きづらさの正体をこの本では「愛着障害」と呼んでいる。
こういった場合、大人になってからもこの症状を引きずりやすく、幼少期の養育者との関わり方はその人の人生に大きな影響を及ぼし続ける。
著者の中野さんはかつて自身も愛着障害を抱えており、自身の経験から編み出した「愛着再形成療法」を実践し、これまで多くの患者さんを救ってきた。
この本では、
◯愛着障害を抱える原因
◯愛着障害の様々なケース
◯愛着障害の克服法
が述べられている。
第一章:こんな親が子どもを愛着障害にする
第二章:愛着障害が「自己肯定感」を傷つける
第三章:愛着障害が「人間関係」をダメにする
第四章:愛着障害は世代間で「連鎖」する
第五章:愛着障害を克服する方法①「安全基地」となってくれる人を見つける
第六章:愛着障害を克服する方法②自分の中に「安全基地」をつくる
第七章:愛着障害を克服する方法③誰かの「安全基地」になる
第八章:愛着障害を克服する方法④「生きる意味」を見出す
始めは、
子どもが愛着障害になるケースや親が子どもを愛着障害にしてしまうケースなど、
中野さんが心理セラピストとしてカウンセリングした様々な愛着障害のパターンが紹介されている。
そして症例だけでなく、このつらい愛着障害を克服する方法も述べられている。
今まで悩んできたとしても、あなたがその気になれば愛着障害は克服できる。
もし周りに助けてくれる人が居なかっとしても、自分1人で克服できる方法がある。
本書の最後にこんな言葉が書かれていた。
愛着障害を克服した私もとても共感した。
今までの人生に絶望していたとしても、絶対に諦めないで欲しい。
少し時間はかかるかもしれないが、必ず克服出来る。
生きづらさを克服し、これからあなたは「充実した自分の人生」を歩んで欲しい。
生きづらさを抱える人が、読めば心が軽くなる本
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コミュ力ゼロ、自己肯定感ゼロだった私が30歳になって生まれ変わった方法を紹介しています☺︎
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