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大河ドラマ「光る君へ」第20回~藤原為時の大出世について考察する
こんばんは、もちまるです。
今回も、「光る君へ」の感想です。
今回は、主人公のまひろー紫式部の父、藤原為時が大出世した事が印象的でした。
官職についていない状態から、淡路守になるという状態でもすごいのに人気の国である越前守にまさかの大抜擢。
越前国(現在の福井県)の国司の最高責任者になったということのようです。
国司…なんとなく日本史の授業が思い起こされますがよく分からず…
wikiさんのお知恵を拝借しました。
古代から中世の日本で、地方行政単位である国を支配する行政官として朝廷から任命され派遣された官吏たちを指す。
任期は6年(のちに4年)だったが、実際には任期が終わらないうちに交代している者が多かった[2]。国司たちは国衙において政務に当たり、祭祀・行政・司法・軍事のすべてを司り、赴任した国内では絶大な権限を与えられた。
平安時代の歴史にはあまり詳しくないので、ドラマを見ている時は、為時が淡路と越前に赴任するのにどんな違いがあるんだろうという感じがありました。
もっと詳しく知りたくてこの記事を読みました。
記事によると、当時は「律令制において、面積や人口などによって諸国を大・上・中・下の四等級に分けた」ということなんだそうです。
その中でも越前は大国ということで人気国だったようですね。
大国の定義って何だろう?
その疑問がこちらの記事に書かれていました。
大変興味深い記事でした。
記事によると人気がある国というのは「米がいっぱい収穫できて、都からわりと近く、大きな寺社がなくて、国司を訴えるようなうるさい住民のいないところ」ということらしいです。
日本史の授業だとここまでは教えてもらった記憶がないので、非常に面白い視点でした。
現代にはない苦労もたくさんあったんだろうなということも感じられます。
また、ドラマでは越前には宋人が多く漢文の教養が深い為時が抜擢されたような描写もありました。
ついに為時が報われる時が来たという感じです。
ドラマでは、まひろと道長の仲が父の為時の出世に影響を与えている描写があり、これまたロマンチック。
これから為時が越前でどのように仕事をしていくかを見ていくのが楽しみですね。
中学生の時は、歴史の授業が大好きだったのに、高校生になってからは日本史の授業はあんまり楽しくありませんでした、、(先生がとてもスパルタだった記憶)
特に、平安時代の歴史はわけわからん状態だったので、「光る君へ」のおかげで歴史を楽しく学び直しが出来ています。
大人の学び直しも楽しいですね😊
最後に…今回は詳しく触れませんでしたが、定子が可哀想で心が痛いです😢
やはり『枕草子』を大学時代に研究しておくべきだったと今更ながらに思った今回。
今からまた勉強出来たら良いなと思います。
それでは今日はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました。