HSPさんに贈る:疎外感を感じた時の対処方法
こんにちは、HSP主婦のもちふわです。
PTAや職場のランチタイムなど、人数が集まるとHSPさんがどうしても感じてしまう「疎外感」
「やばい、ぼっちだ」
「なんか落ち着かない」
「コミュ障でつらい」
頭の中はぐるぐるとネガティヴ思考に侵食され、終わるとどっと疲れてしまうのがHSPさんですよね。
今日はHSPさんにとっての疎外感と対処方法について考えてみました。
1.疎外感を感じる理由
結論から言うとHSPの敏感センサーがめちゃくちゃ働いているだけ。ある意味HSPさんの「発作」みたいなものだと思います。
HSPさんは防衛本能が強いので、集団の中に居ると周りと同化していないと落ち着かず、敏感センサーが「みんなと同化して!ゼッタイ」的な感じで強烈に作動しがちです。
ぼっち=群れから外れるとライオンに襲われる=超危険!
という感じでセンサーが働くのだと思われます。
でもよく考えてみると、現代社会では群れから外れようが、ぼっちであろうがライオンに襲われることはないわけで、そこまで集団と同化しなくとも生存していけるのです。
2.疎外感を感じている時のHSPさんの脳内
仮に「職場で自分以外の人達が、楽しく話している」シチュエーションだとします。
HSPさんの敏感センサーは耳をダンボにして発動。その脳内はというと、
自分も仲間に入らないといけない
楽しく話さないとみんなに嫌われる
私だけ仕事してるのに、みんなずるい
こんなこと気にする自分が嫌だ
どうせ私はぼっちだから
脳内妄想が爆走し、現実は周りの人が会話しているだけなのにHSPさん(私ですが)の思考は自己嫌悪にまで到達してしまい、とてつもなく飛躍して疲労感増し増しに。
自分で自分を追い詰める前に、想像と現実を仕分けしていくことが大切になります。
3.疎外感への対処法
まずは疎外感を感じてもそれは単なる脳の防衛本能であって自然のものであり、生存の危機でもなく自己嫌悪する必要もないことを思い出します。
HSPさんの頭の中ではポジティブもネガティヴも山ほど雑念が浮かんできますが、HSPさんの本心ではないので、例えひどいことが浮かんだとしてもただの妄想なので自分を責めなくて大丈夫です。
「こんなことを考えてしまう自分って酷いやつだ」と思う必要はなく、「敏感モードが発動していて小説のネタになりそうな可能性を脳が勝手に考えている」程度に思いましょう。
4.大事なのは自分の本心を探り出すこと
疎外感や寂しさの後ろに隠れているのが「自分の本心」です。
本心とは「本当は自分が何に困っているのか」に気づくこと。それが分かれば具体的に対処する方法が見えてきます。
上記のシチュエーションの場合、
仕事が忙しすぎる→手伝ってもらう
私も話したい→少しだけ声をかけてみる
疲れすぎている→休憩をとる
自分に気付き次の対処を取ることで、脳内妄想をストップすることができ、余計な疲労をエンドレスに蓄積することを防げます。
5.切り替えのポイントは受け身より能動的に動くこと
私はHSPさんの気質をうまく使うには、能動的に動くことが大事だと思っています。
なぜならHSPさんは感受性の高さから、普段から受動的になりがちで、自分だけでなんとかしようとすること(自己完結)には長けていますが、自分の気持ちを伝えたり、言葉にして表現したりとアウトプットに結びつくことが少ないので、そこがストレスを溜め込む原因になっているのかなと思います。
疎外感や寂しさを感じて、脳内妄想が起動し始めるということは、HSPの脳が何かを伝えたがっているということ。
一度考えるのを切り替えるために、何か別の行動をしてみるというのが良いきっかけになるのだと思います。
ぐるぐる思考回路が自分を責め始めたら、切り替えスイッチを起動しましょう。
席を立ってトイレに行く
顔を洗ってみる
ストレッチをする
思考を切り替えるのは別の思考ではなく「行動」だったりします。
ネガティヴになるのは普通のことなので大丈夫。
でも考えすぎて辛くてしんどくなって来たのなら、一旦ぐーんと伸びをして、自分を癒してみて下さいね。
少しほっとした気分になれるかと思います。
ここまで読んでくださりありがとうございました😊
素敵な一日をお過ごしください♪
wrtten by もちふわ