取り扱い注意の名言。
高校生の息子の三者面談があった。
日々頑張っている彼は、
前回の中間試験で学年2位だったので凹んでいたが、
今学期最終は1位に返り咲いていた。
中々に素晴らしい。
手前味噌で申し訳ないが、母は満足である。
ちなみに勉強しろとは言っていない。
そして頭の良い進学校という訳ではないのでお察しである。
彼には、小・中学生と続ける事、我慢する事などを教えてきたが、
そんなことは全くもって、とっくに私より気質が上回っていた。
高校1年の現在、目下獲得中のスキルは
人に自分の気持ちをちゃんと伝える、ちゃんと断る、
そして、多少の人目を気にせずに自分の意思を貫くである。
責任感があり、人の気持ちを考えられる彼にとって、
コレが案外難しい。
リーダ的な役割を2つ掛け持ってしまって、
反省点満載の結果になってしまった。
まだ高校生なんだから、たくさん失敗してたくさん学んで欲しい。
私的には、失敗などないと思っているのだがな。
毎回、言っているのだが、
進んだのがちょっとだっただけだ。
さて、三者面談だが、
先生からの指導は、至極ごもっともなものであった。
のだが、一つだけ「おやおや」と思うところがあった。
それは、私がもっぱら気を付けている
名言の使い方である。
世の中には、たくさんの名言があるよね。
汎用性の高いものは子育てに使えるが、
親や教育者が使った途端に
自分に跳ね返ってくる、
危険な名言がある。
今回、先生が使ってしまっていたのが、
かの、山本五十六の名言
「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。」
である。
リーダーとしての振る舞いを指導しようとして例えに出していたが、
私からすると、「あちゃ〜」である。
この言葉、口にしたが最後、
途端にカウンターで自分に跳ね返ってくる!
一発KOの破壊力満点な名言の一つだ。
凄まじく危険なのだ!
特に指導者が、誰かを指導するために使っていい言葉ではないと思っている。
リーダー的な役割を与えられた全ての人が、
自分に心する言葉なのだ。
誰の言葉か知ってるか?と息子に問いかける先生に
「あぁ、イソロクですか。」
と口を挟んだ私の声のトーンの本当の意味を
先生は気づいていないだろうと思われる。
まだ、チーフデザイナーとして教える立場だった時に
何度もお世話になった言葉だっただけに、
人が、口にすると、胸騒ぎが止まらない。
改めて、
絶対に人に向かって声に出していい名言ではないなと
肝に命じた次第である。
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