いつでも辞められる準備をしておく
久々の投稿。
先週は子が高熱を出し看病に明け暮れていた。
検査結果はただの風邪だったので一安心だったが、看病時は子の夜泣きと早朝覚醒が続き私もかなり疲弊した。
しかも最近は熱があろうが具合が悪かろうが家でほとんど昼寝せず、機嫌の悪い娘の相手にへとへとになって一日終わる。
私も寝込むほどではないが娘の風邪をもらってしまい、やっとそれも治ってきてようやく嵐が過ぎ去った感じだ。
この連休は夫に娘と出かけてもらって一人時間ももえらえたし、心の休養も十分に取れた。
疲労と回復のバランスがうまくとれて安全安心。
先日からちょこちょこ読んでいる星野源さんの「いのちの車窓から2」にこんな文章が載っていた。
この文章に大変救われる思いがした。
日々懸命に生きていると、自分にとって大切なことを見逃しがちになってしまう。
つい、自分にはまだ身軽な、独身の時のような気持ちが体のあちこちにこびりついていて、いろいろ無茶ができるような気になってしまうが、今は自分以外に大切な存在がいて、その存在を守るためには私が健全でいることが一番なのだった。
夏に仕事を休職するまで、私はこのことに気づけなかった。
この一節を読んで、なんて無責任な奴だ、と思う人もいるだろう。
でも一度病気で生死をさまよったこの人の言葉には重みがある。
そして、こんなことを正直に書いてしまうことも勇気がいったことであろう。
それでも星野源がそれを書くことで、どれだけの人が救われるだろうか。
そう考えると目頭が熱くなった。
私は愚か者なのですぐ大事なことを忘れてしまうが、そのたびにこの本のこの一節を思い出したいと思っている。
そして今辛い状況にある人も、
「まあ星野源も仮病使って休むって言ってたし、休むか」
という気軽な気持ちで休めるようになってほしい。
この文章にはきっとこんな願いが込められているんだろうと思った。
先日、Bialystocksのライブに行ってきた。
なんと、最前列で見ることができて感激。
辛いときに毎日のように聞いていた「ごはん」が聞けて泣けました。
ボーカルの甫木元さんのお母さんが亡くなる前、「ごはんよ」という声を聞きながら、こんな声もいつかは消えてしまうのかという思いで作った曲。
新しいアルバムも最高!