もちこ

いつだって性別を乗り越えたいと思っている。一児の母。寝ても覚めてもワンオペ中。

もちこ

いつだって性別を乗り越えたいと思っている。一児の母。寝ても覚めてもワンオペ中。

マガジン

  • 2022〜2024年生まれを育てるパパママの共同運営マガジン

    • 200本

    2022、2023、2024年に生まれた子どもを育てる親の共同運営マガジンです。近所の子どもの同級生を見守るような感じで、他の人の育児日記を読んで一緒に子の成長を喜んだり、パパママあるあるや悩みに共感したり、そっと応援する気持ちで「スキ」を押し合ったり。そんなマガジンがあったら素敵だなと思って作りました。

  • 育児日記

    二歳の娘との日々をつらつらと。、

  • 休職日記

    適応障害により仕事を休職中の今の、今後の人生を考えるためのメモ書き。

最近の記事

  • 固定された記事

私たちの性と生

出産してから、自分の中の女性性が明らかに強くなってきたことを実感する。 昔、何かの媒体で女性作家たちが小説について話し合うというような特集で〝男性作家が描く女性像”について、全くなってない、男の理想をすべて表に貼り付けたようなあんな女はいない、そして出てくる男たちはみんな大体カッコつけてる、という酷評を繰り広げていて大変面白く読んではいたのだけどその頃は「とは言っても小説だし、面白ければいいのでは?」とあまり共感はできなかった。 が、しかし、歳をとる度にじわじわと、そして出

    • 娘のこわいもの

      夏が終わった。 私の脳内で森山直太朗氏が高らかに夏の終わりを歌い上げている。 夏の終わりってどうして切なくなるんだろう。 夏を別に好きではない私でさえそう。 むしろぬくぬく出来る冬が好き。だから夏の終わりにはワクワクしても良いはずなのに、終わる時はなぜか少ししょんぼりしてしまう。 秋だって楽しいことたくさんあるのにね。 最近、保育園の送りのときに娘が泣くようになってしまった。 毎日、時間になったら出かけよって催促してくるのだけど、それは「外に出たい」のであって「保

      • 私が「私」に帰る場所

        休職する1ヶ月くらい前から、休日に人に会うのがしんどくなった。 人と約束するのも連絡を返すのさえ億劫だったのだが、先日ようやく、大学時代の友人たちに会ってきた。 感じのいい炉端焼きのお店で7人ほどの気心知れたメンバーと楽しくお酒を飲んで食べ、たくさん話してたくさん笑った。 ただそれだけなんだけど、本当に心が満たされた。 適応障害になって休職した話もして、その時に 「休む決断ができたのはすごい」 と言ってくれてふと泣きそうになってしまった。 もしあのまま心がどんどん病

        • 不眠との付き合い方

          子供の頃から、定期的に眠れない夜がある。 もうずっとそんな感じで大人になったので、眠れない夜は慣れっこになってたはずが、出産後にますます酷くなった。 きっかけになったのは子供の夜泣き(寝言泣き)。 子供が夜中に寝ぼけて泣き、私が起きて背中をさする。子供はそのまま眠りにつくが、逆に私が眠れなくなってしまう、というパターン。 5時ならまだあきらめがつくが、2時とか3時にそうなってしまうと精神的につらい。 以前は、 『目を瞑って横になっているだけで眠れなくても睡眠と同じく

        • 固定された記事

        私たちの性と生

        マガジン

        • 2022〜2024年生まれを育てるパパママの共同運営マガジン
          200本
        • 育児日記
          15本
        • 休職日記
          12本

        記事

          さよなら大好きだった街(退職手続きが終了しました)

          先日ついに、会社へ退職手続きをしに行ってきた。 前回の記事↓ 退職するにあたって一番不安だったのは私物について。 ばたばたと休職に入ってしまい私物を持ち帰ることができなかった私は、のこのこと職場へ行って周りが粛々と仕事をする中、私物整理をするのはメンタル的に耐え難いなと思っていた。うちのフロアはお昼の休憩時間が部署によって細かく決められているので常に誰かが仕事をしている状態。あの場所でガサゴソやっている自分を想像するとそれだけで吐き気がしてくる。そのことを素直に人事の担

          さよなら大好きだった街(退職手続きが終了しました)

          娘のおままごと事情

          娘は最近おままごとをよくするようになった。 二歳のお誕生日に本格的なおままごとセットをプレゼントしたのだが、それでよく遊んでくれている。 目の前にぬいぐるみを並べて、 「ハイ、アムーして!」 と言って順番に食べさせている。(といっても私が黒子となりぬいぐるみを動かして食べている動作をさせている) そして満足そうに 「オシマイ♪」 と言って終わらせる。それが一連の流れ。 こうやってぬいぐるみのお世話をしているのを見るとお姉さんになったなあ、と感じる。 このおままごとセッ

          娘のおままごと事情

          休職して一か月ちょい。退職することになったよ!!

          題名の通りです。 先日人事との電話面談をした時、手の震えと汗が止まらなくて、ああ私はもう戻ることはできないなと感じてしまった。(人事の方はとても親身に話を聞いてくれて感謝) その電話中に退職を申し出て、今週末に手続きに行く予定。 決まってしまったらなんだかすっきりして、今後のことは何も決まってないけれどとりあえず元気でいる。 自分が正社員で同じ会社に10年もいれたなんて、今思うと本当に信じられない。 何度もやめたいと思ってやってきたけど、意外と頑張ってきたよね。と自分

          休職して一か月ちょい。退職することになったよ!!

          子供の幸せは親の幸せ、なんていうけれど

          家族で南の島に旅行に行ってきた。 旅行に行く直前は休職延長が決まったこともあり、体調はそんなに良くなかったのだが、行ってみたら結果すごく元気になった。 適応障害ってストレスの元になっている事象を取り除くことで改善する、と言われているけれど、非日常の中に身を置くことも結構重要なのかもしれない。 パリオリンピック中、休職中の某局アナウンサーが現地で楽しんでいる映像がどっかで流れて批判されていたけど、もし彼女も同じような病気だったとしたら辛いことだなと思ってしまう。まあ健康な人

          子供の幸せは親の幸せ、なんていうけれど

          娘が断片的に口ずさむ歌への考察

          2歳になった娘は保育園でたくさんおうたを覚えてくる。 いつも知らないうたを断片的に歌ってくれるので、親はその特定作業に日々勤しんでいるのだが、これがなかなか興味深い。 少し前は熱心に、「オーイオーイ、カンカンクン!」と何度も歌っていて、一体なんの歌なんだ?と疑問に思っていたのだが、保育園の先生から聞いた情報も合わせて夫が「おーいかばくん」という歌だ!と特定した。(夫、ファインプレー!) やわらかそーで、って二回繰り返すところが良い。 とてもかわいい歌詞の歌。 先日、水

          娘が断片的に口ずさむ歌への考察

          他人のために生きたって、だれも責任をとってはくれない

          題名の通りなんだけれど、どうしていつも必要以上に他人のことを考えてしまうんだろう。 もう人の親になったんだし、そして子にとって母親は私しかいないのだし、倒れたら代わりはいないのだし、そういう自覚をもっていい加減生きたいのに。 もう昔からそうだ。 他人のために生きていないと、卑しい自分がばれてしまいそうで怖い。 別に卑しくたっていいんだけどな。人は平等にいつか死ぬんだからな。 産前の私が亡霊のように常に私の背後をうろついている。 休職を延長することになった。 会社に属

          他人のために生きたって、だれも責任をとってはくれない

          娘の成長、秋の気配。

          娘の起床時間が遅くなってきたことが、秋が近づいていることを感じさせてくれる。 春から夏にかけては5時台に起きるのが通常モード。 そういえば去年もそうだったなあとぴよログ見て思う。 (娘は遮光しててもちょっとの隙間から漏れる光とか、少しの物音で起きてしまうのだけど、これは明らかに私の遺伝だな・・・) 夏の間は子供の睡眠時間は短くなる傾向にある、とどこかで読んだので、夏の間は仕方ないのか、と半分諦めながら過ごしていたけれど、6時すぎまで寝てくれるようになったのはありがたい。

          娘の成長、秋の気配。

          毎日のゴハンが精神を安定させる

          最近、復職する夢をよくみる。 毎回、心温かくみんなに祝福されて「ああ戻ってきてよかった」と感じる。という展開なのだが、実際はすべて丸投げで休職になってしまったのでそうはならないだろうと思っている。 なんだか余計に落ち込む。 前回は本を読めるようになったという話を書いたが、料理もできるようになってきた。 ついこの前までは作る元気がなく、子供のためだけに作り、私はひとり適当なものを食べていた。 振り返ると5月に復職してからずっとそんな生活をしていた。 仕事が終われば保育園

          毎日のゴハンが精神を安定させる

          自分を大切にするのは難しい

          最近、また本が読めるようになってきた。 エッセイや短編などを少しずつ。 良くなってるのか悪くなってるのかわからない、となる毎日だけど、たぶん良くなってるのだと思う。 これをまた失うことを考えると憂鬱になる。 二歳の娘は嫌なことがあるとすぐ、「オシマイ!!」と怒りながら言う。 そうだよな、嫌になったらすぐオシマイにして次に行きたいよなあ。 昨晩、ご飯を口いっぱいに詰め込んだ娘は、そのままお茶を口に含み流し込む、という食べ方をしており、私はそれを見て慌ててお茶をとりあげた

          自分を大切にするのは難しい

          我が家が一人っ子に決めた理由

          うちは現在、二歳の娘と私と夫と三人暮らし。 これからメンバーを増やす予定はない。 私自身は三人兄弟の末っ子で、兄弟がいる良さはわかっているし、実際きょうだいがいたらいいだろうなあとは思う。 お姉ちゃんになった娘を見たい気持ちもある。 それでもきっぱりと決めた理由を書いてみる。

          ¥200

          我が家が一人っ子に決めた理由

          ¥200

          【育児】イヤイヤ期の強い味方

          引き続き、娘はイヤイヤ期真っ只中。 ただ、最近は親と同じものを一緒に食べることで食事も機嫌よく食べてくれるようになった。 一口食べてハイタッチしたり、親に〝おいしい″のベビーサインを強要したり。食べるのは相変わらず遅いが、それでも機嫌が悪いよりは全然良い。 しかしお着替えもおむつ替えも寝るのも変わらずすんなりいかないので、友人が薦めてくれたこれを導入することにした。 時っ感タイマー。 これがすごくいい!とのことだったのだけど、聞いたときは正直、半信半疑だった。 例えばあ

          【育児】イヤイヤ期の強い味方

          女という人間を観察する女の子たち

          実家で数日間、姪っ子たちと過ごした。 そこで思ったのは、女の子ってすごくよく見ている。 特に、大人の女性のことを。 次女(四歳)は今、ファッションに目覚めているらしく、一日に何度も着替えたり、今年水着を二着も買ったりとこだわりがすごいらしい。 そして後ろから私の足をちょんちょん、と指でつつき、振り向くと 「そのスカート、かわいいね」 なんて言ってほめてくる。 おおー、なんか女子だな。 と、感動したりする。 ついこの前まで、小島よしおが大好きなやんちゃ幼児だったのに!

          女という人間を観察する女の子たち