早朝覚醒する二歳児との闘い
娘は夏ごろから早朝にギャン泣きして起きることが増えた。
「オキルノ!オキルノ!」
と繰り返し、最終的にギャン泣き。
明かりをつけると本人はまだ眠そうで、それでも再び照明を消したり、私が隣に寝転ぶと泣いて怒る。なので私も起きるしかなくなるのだが、夏に適応障害になってしまったのもこの早朝覚醒が要因の一つであった。
一時期はよくなったものの、最近またそれが常態化している。
5時ならまだいいが4時台に起きてしまうとこちらもたまったものではない。しかも毎回ギャン泣きという精神的にも削られる状況・・・。
ああまた仕事辞めざるを得ないのかな・・・などと考えながら、ネットで、〝二歳 早朝覚醒″と調べてみるものの、今まで試したことがあるものばかり。基本的には「起床時間まで寝室から出さない」ということが書かれてあり、そうはいっても絶対寝ないし泣き止まないしどうすりゃいいんだ!?と途方に暮れた。
窓からのぞく白み始めた空を見上げ、朝ご飯を食べながら
「まだ太陽が出てきてないから暗いんだよ。暗い間はまだゴロンする時間なんだよ。明日は明るくなるまでゴロンしてようか」
そう話しかけると早朝にギャン泣きした疲れからか、おとなしく食べている娘はコクン、と頷いた。なんだか素直だな?と思い、もう一度、
「明日は明るくなる前に起きてもリビングには行かないよ。明るくなるまでゴロンしてるんだよ?」
と言うと、またコクン。ちゃんと理解できているのか半信半疑だったが、これで明朝に挑んでみようと思った。
翌朝、5時にまたギャン泣きで起きる。
こういう時はトントンしても余計暴れるのでしばらく無反応で通してみるが泣き声は激しくなるばかり。
やっぱりだめか・・・と諦めかけつつ小声で、
「まだ暗いからねんねの時間だよ」
と言ってみた。
すると、激しかった泣き声が徐々に小さくなっていき、最終的にはスウスウと寝息をたて始めたではないか!びっくりしてこちらの目が覚めてしまった。
今まではこういう声掛けもまったく効果がなかったのに、最近は普通に会話が成り立つことも増え、こちらの言ってることが理解できていることも増えてきていた。これも成長なのか、と感心してしまった。
この日を境に、早朝に起きても声掛けで再入眠ができるようになってきた。
大進歩。
ただ早朝のギャン泣き一時起床はまだ続いていて、それにより私が再入眠できないという状況が続いている・・・。
何とか朝までノンストップで寝てほしいのだが。
娘はお歌が大好きで毎日のように歌っているので、今年のクリスマスプレゼントはくもんのうた200えほんにすることに決めた。
たくさんうたってくれるといいな・・・!
そしてこの世界地図。
本屋さんで見て、いつか絶対買うと決めていた。
ポーランドの人気の絵本作家夫妻が、独自に世界の隅々まで調べたことがかわいいイラストと文字で書かれてある。
食べ物だったり動物だったり有名な建造物だったりで楽しい。世界を知るいい機会になりそう。
大人が見ても楽しい!