心の通わないセックスが必要な理由💔
はーい🙋♀️もこもこで〜す☔️
今日は、急に肌寒くなったのと、身体が雨☔️で急に冷えたせいか、腹痛腰痛、背中の肩甲骨の間まで痛み⚡️がひどくなってしまいました💦
痛みでふーふー肩で息をしています😅
私は、痛み止めが効かないので、テーピングやお灸で我慢するしかない・・😫🤕
今日のエントリー(記事)を書くのがマジで結構キツイです😭
梅雨に入って、ラジオ体操やストレッチをサボっていたら、てきめんに身体にガタが来てしまいました😅😅
今日のエントリーを書き終わったら、久しぶりに自分でお灸🔥をしようと思います😊🍀🍀
では、今日もガートナー先生👨🏫に助けてもらいますね❤️🩹❤️🩹💞💞📖📖
引用文献の情報は、この文章の最後にあります。
今日は、ガートナー先生の著書の、性虐待に遭った男性の治療経験から、どんな仕組みで健全で親密な関係を他者と持てないのかをちょこっと解明してみる試みをご紹介します🔎🕵️♀️🎤📕
この文章は、次のような悩みを持つ読者様に向けて書いています。
少年への性的虐待
【第8章親密な関係】267〜269ページ
✅性のあり方を傷つけられることによって、人と親しくなる時にセックスが優先されてしまう
人生早期に性的虐待を受けたり、関係がエロス化されることによって、セクシュアリティを傷つけられた子どもは、セクシュアリティや誘惑が対人的貨幣になると思うようになる。
自分のセクシュアリティが他人にとって価値があることを知ると、それを自己尊重感の基礎とするかもしれない。そうすればセクシュアリティが彼の対人関係を全てに浸透していく。
さらに彼にとっては、親密さ(あるいは親密さのようなもの)を感じることができる唯一の方法がセックスであるため、人と親しくなると言うことが、たいてい性的な色合いを持つことになってしまう。
✅愛情を虐待として経験しているため、人との心の交流を求めながらも恐怖を感じるジレンマを解決するため心の通わないセックスを必要とする
彼らは人との接触を求めながらもそれを恐れ、愛されてると感じるための主な方法としては性的に近づくことしか思いつかないが、愛情を虐待として経験してきている。そのため、性的虐待を受けた男性が性的になる場合はしばしば、頻繁で見境がなく、解離した性的行為をすることによって、このジレンマを解決しようとする。
これらは、快楽主義や、情熱あふれた官能性が、自由と喜びに満ちて表現されているのではない。むしろ、逃れる術のない無意味な行動の繰り返しの輪に、その男性が囚われていることを示している。
絶えずセックスを求めながらも、親密さを感じることはほとんどない。
相手を定めていないセックスが必ずしも悪いというわけではないが、それらが親密な関係になることはめったになく、次々と強迫的にパートナーを探し求めるような場合はなおさらである。
このような場合、その男性はたいてい、他者に性的な興味を抱いて気持ちが昂っているのではなく、自分の不安を和らげるために性的な発散を求めているのである。
✅相手と心の通わないセックスによって、自分を一時的に落ち着かせることができる
相手と心の通わない性的行為によって、飲酒やドラック使用や過食といった強迫的嗜癖行為と同様、一時的にせよいくらか自分をなだめることができる。
しかしいったん性行為が終われば、彼はもう自分が愛されていると感じることはできない。
こうした行為は彼の中にむなしさや孤独感を残し、人とのつながりを十分追い求めたいという思いでいっぱいになるが、同時に彼は虐待経験を繰り返すだけではないかと恐れるのである。
✅見捨てられ不安から相手との境界線が持てず、性的に虐待や搾取され続けてしまう
性的虐待を受けた男性が、大人になってから性的な虐待行為をすることは珍しいことではないが、彼らは女性の被害者と同じように、成人後の人間関係において性的に虐待、あるいは搾取され続けることも多い。
このような場合、愛する人と距離なく融合していることが多いため、捨てられるのではないかと言う不安がいつまでも消えず、独立した考え方や感情を持てず、相手に夢中になりたい、相手を夢中にさせたいとばかり臨むようになる。
感情を交えない強迫的なセクシュアリティと、パートナーとひとつになりたいという衝動に交互に取りつかれ、それらの傾向が互いにバランスを取り、他方の行きすぎを食い止めることもある。
いずれにせよ、一時的にでも愛される存在だという感覚を得ようと努力しながら、愛されているとは感じられないままになってしまう。
✅自分には性的魅力があると思い込み、他者を操作し優越感を持ちたがる
男性の中には、自らのセクシュアリティーを利用することで、自分の欲しいものを手に入れたり、権威者とつながりを持ったり、必要とあれば他者を操作したりする者もいる。
最初は、勝つ見込みのない関係において自分が力を持っていると言う感覚を少しでも保つための必須の手段だったとしても、それが、人とつながりを持つための彼特有の方法になっていく。
そのため、彼は自分が性的に際立って優れていると感じたり、自分が他者に与える影響を非現実的に高く見積もったりすることもある。
✅トラウマや無力感を全能感や支配感に変えようとする幼稚な現実離れした感覚に閉じこもる
これはトラウマや無力感を全能感や支配感に変えようとする試みだが、成人後には、自分が様々な権利を有しているのだという、認知的にも心理的にも子どもの発達段階にとどまった、非現実的な感覚へと変化していくことがある。
📖引用文献📖
少年への性的虐待 : 男性被害者の心的外傷と精神分析治療 リチャード・B.ガートナー 編
宮地尚子, 井筒節, 岩崎直子, 堤敦朗, 村瀬健介 訳
作品社 2005年3月発行
引用にあたり読者の皆様に読みやすく理解を助けるために原文のニュアンスを損なわない程度に内容を変更している箇所がございます。予めご了承のほどよろしくお願いいたします。
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