「堀江貴文VS.鮨職人 鮨屋に修業は必要か?」を読んだ
堀江氏が大好き。
私自身は、堀江氏から一刀両断されるような存在なのだが、堀江氏の考えに触れると、向上心が湧いてくる。
だから、堀江氏の本は、ほとんど読んでいる。
同じような内容のものが多いけど、それでいい。
それを期待して買っているのだから、むしろ、それがいい。
さて、この本を読んで最初に生じた疑問は、本の内容でもなんでもなく、鮨と寿司の違い。
今まで意識したことなかったけど、気になりだすと調べずにはいられない。
とりあえず大辞林で調べてみた。
すし【鮨・鮓】〔形容詞「酸し」から。「寿司」は当て字〕
①酢で味付けをした飯に刺身や卵焼き・海苔などをあしらった食べ物。握り鮨・巻き鮨・押し鮨・散らし鮨など。[季]夏。
②古くは、魚介類に塩を加えて漬け込み自然発酵させた食品。のちには発酵を早めるため、飯とともに漬けるようになった。なれずし。[季]夏。
さて、本の感想。
堀江氏と鮨職人の対談となっている。
対談ものは苦手なのだが、とても読みやすくまとめられている。
堀江氏の「鮨職人が何年も修行するのはバカ」発言を受けてのこの本。
登場する職人たちはそれぞれ現時点である程度以上の成功を収めている職人たち。
全員の対談を読んで、共通しているのは、ほとんどの人が古い形での修行を経験してきていること。
それらを通り抜けた上で古い体質に染まらず、現在に対応した「鮨屋」を作り上げていること。
対談では、それぞれがどのように後継育成しているかは書かれていないけど、おそらく今までのような「修行」を強制することはないんだろうな。
もしかしたら、後継の育成なんて考えていないかもしれない。
鮨職人は料理人になり、経営者になったんだと強く感じた。
アラフィフなんだけど、一食30,000円の鮨なんて食ったことない。
やばいな。
還暦までには、この本に出てくるような寿司屋にいける人間になる。
今からでも、遅くないだろう。
いいなと思ったら応援しよう!
サポートしていただけたら、新しい本の購入に当てさせていただきます。