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こずえさん。

去年仲良くなった人が1人だけいる。
仲良くなったって言っても職場の人だし、歳も少し離れている。その人は3人の子供を持つ母親で、私はなんでか、いつからかその人のことを人として、すきだなぁと思うようになっていった。

仕事をしていても目で追ってしまうし、その人が他の誰かと仲良さそうに話しているのを見ると、嫉妬のような感情に襲われる。さみしいなぁって、私も話したいのになって。

去年、私が鬱になっていろんな病気になって、沢山支えてくれたし、休職できたのも復帰できたのもその人のおかげだなと思うくらいに助けられていた。
何度か泊まりに行かせてもらったりして、私にとってはすごくすごく嬉しい出来事だった。
何食べたい?と聞かれて、あったかいものと答えた私に、その人はグラタンとポトフを作ってくれた。その人と、その人の家族と食べるあったかいご飯は幸せで堪らなくて、鬱の私には沁みて、沁みすぎて泣きそうになったし、鍋とかを想像していた私にとってはその人が沢山考えて作ってくれたんだろうなって、仕事終わって忙しいのに作ってくれたんだろうなって、大切に思われてる気がしてうれしかった。

復帰してから、仕事でなかなか話せる機会がなくて、LINEばかりで話している。仕事では私にはあまり話しかけてこないし、タイミングが合わないのか他の人とばかり仲良さそうに話しているのをよくみかける。私は利用者とばかり話しているしくっついているのだ。

復帰してからも心の体調がよくなく、LINEでそのことを話したら、トラウマもあるだろうから環境を変えたりしてもいいんじゃない?と。
それはつまり、辞めるということだ、
言われた時、悲しかった。私はその人と働きたかったし、私はその人のことを信頼しているから、大切だから離れたくないと思っていた、けれどその人にとって私はきっとそれほど大きな存在ではなかったのだ。環境を変えてみてもいいんじゃない?と言えるほどの存在だったのだ、例えそれが私のためを想っていってくれているのだとしても、私は悲しかったし、やっぱり1人なんだなぁって孤独をすごくすごく感じた。

今日も仕事であまり話せなかった。
でもやっぱり他の人とは楽しそうで、私が利用者と
2人でいても、その人は他の職員が固まっている場所に一直線だった。私のところにはきてくれなかった。私は、直接いろんな話をしたいって思っていたけど、むずかしい、かなしい

LINEで、さっき言われたこと。
頑張って無理して前みたいにならないようにね
って、。
他人事みたいで悲しかったし悔しかった。前みたいにねってことは、もう元気になったと思われているのかな、まだ全然死にたくなるのにね、そう見えているのかな、復帰🟰完治 になっているのかな、私の母親みたいに。そうなってしまうと、そう思われといると知ってしまうともう何も話せなくなるよ、。

ああ、やっぱりわたしは孤独だ、

こんなめんどくさい自分を受け入れてくれるような人なんかこの世にいないんだ
孤独だからこそ、一瞬でも大切な人ができると依存してしまう、その人ばかりになってしまう。一喜一憂してしまうし、でも結局いつも続かない、私がその人にとって大切じゃないって分かってしまう出来事があるし、そう感じてしまうと離れないとと思ってしまう、これ以上傷つかないために、。防御反応だ、それしかないのだ
いつもめんどくさい人間だとすぐにバレてしまうね、気がついたら離れていってしまうのは、いつだって向こうからだ、そのことに傷つかないために知らないふりをして自分から離れたと言い聞かせているのはいつだってこの私なのだ

なんて、なんて、めんどくさいんだ
書いていることさえ矛盾してきてしまう


大切な人なんてつくっちゃいけないんだ、恋人でも友人でも言葉にできないような大切な人でも、。誰か1人に依存してしまうし、依存したらその人のことを苦しめてしまっているかもしれないのだから、そう思ったら一生孤独でいたらいい。そんな風に投げやりになってしまう。

私の人生なんて、そんなものだ

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