madoka

10代から好きだった書き物を続けてみようと思い、気付いたことや思いを書き留めています。 持続可能な生活と女性の生き方について考える日々。デンマーク、NZ、カナダ居住経験。 2024年帰国、30代半ばでデザイナーからキャリアチェンジ。

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10代から好きだった書き物を続けてみようと思い、気付いたことや思いを書き留めています。 持続可能な生活と女性の生き方について考える日々。デンマーク、NZ、カナダ居住経験。 2024年帰国、30代半ばでデザイナーからキャリアチェンジ。

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    生き方、生理、フェミニズムなど、女性にまつわるあれこれについて考えたnoteです

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ゴミでわかる品格

「お金持ちの住むエリアは、ゴミの出し方もきれい。」 なんて、節約や投資、暮らし系の記事や動画で目にしたことがある方もおられるのではないでしょうか。これは結構極端な書き方ですが、あながち間違っていないとも思います。 ある程度生活にゆとりのある暮らしをしている方は、比較的品のいい方が多いですよね。そんな方が乱雑にゴミを投げ入れて捨てているとはちよっと想像し難い。きちんと分別して、リサイクルできるものはリサイクルに出して、ゴミの入れ方にも自然と気をつかっているのでしょう。(そもそ

    • グレーな旅のおもしろさ

      旅に出る時、しっかり計画を立てるタイプと何の計画もないタイプに分かれるというが、実際どちらにも属さない、グレーな人も多いんじゃないだろうか。 わたしはまさにそのグレーな人間で、よくひとり旅をするけれど、絶対に行きたい地域や展覧会、お店などを元に、ざっくり調べはする。でも完璧にスケジュールは決めない。 グレーの振り幅もなかなか広い。 例えば昨年、アイスランドの首都レイキャヴィクにひとりで10日ほど滞在した。この時は、カナダからアイスランドってめちゃくちゃ近い!航空券も安い!

      • たかがハンカチすら選べないのなら

        人からもらいがちなものベスト3で、わたし自身もあげがちなハンカチ。 その一方で、ただの布一枚なのに、案外好みがはっきりある、と気づいたのはちょうどこの夏のことでした。 折よく、先日自問自答ファッションの本「一年3セットの服で生きる」を読みました。わたしが一番心に残ったのが、タイムリーな「身につけるものはハンカチから全て自分で選ぶ」というくだり。ハッとしました。この夏気付いたハンカチの好み。そしてこれも装いのひとつだ、と。(本はもう返却したので、実際の書かれた方は違うかったか

        • 通勤バッグを巡る旅

          通勤バッグというと、かっちりした革のバッグ…のようなイメージがありましたが、職種、通勤方法や年齢にも左右されますよね。今わたしはデスクワークが主な会社員で、バスと電車と徒歩で通勤。完全私服勤務です。 転職後すぐはリュックで通勤していましたが、夏の間、会社に着いた頃には背中がびしょびしょ…おまけに仕切りやポケットも少ないリュックだったため、財布やエコバッグが行方不明になりやすく、バッグを変えようと決めました。 その時こだわりとして、 ①ナイロン素材(軽い、雨の日も気にならない

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        記事

          2024年四半期③ 買ってよかったもの

          昨年の夏はカナダで暮らしていたため比較ができないのですが、この夏は本当に酷暑でした。秋は永遠に来ないのかな…と思えたほど。 さて、せっかくなのでこのシリーズ、今年一年続けてみようと思いまして。引っ越しから少し経った7〜9月の振り返りも兼ねて、買ってよかったもの紹介していきます!(※PR、アフィリエイトではありません) 漢方薬 8月から、漢方薬局さんへ通っています。 海外渡航を2度挟み中断していましたが、漢方を再開しようと思った理由は、実は生理痛以外にも婦人科系の理由です。

          2024年四半期③ 買ってよかったもの

          朝ごはんを変えたあとの暮らし

          わたしは以前、人生で食べられる食事の回数には限りがあるのだから、毎日色んなものを食べたい、と思っていました。 だけど今、平日の朝は毎日おにぎりと味噌汁のみをいただいています。 わたしがこの食事に至ったまで、大きくふたつの経験をしてきました。 ハレの日とケの日 カナダの敬虔なキリスト教徒のおうちで半年ほど暮らした際に、朝は毎日同じもの(夏はミューズリーかパン、冬はポリッジ)、昼はサンドウィッチか残りもの、夜はレパートリー少なめ(大体とりか豚のオーブン焼き、金曜日は魚)と

          朝ごはんを変えたあとの暮らし

          目に見えなくても「あること」が影響を与える

          母から連絡がありました。 「来春親戚が来ておばあちゃんの遺品整理をするから、その前に自分の荷物どうにかして」 実は、実家の片付けしてます!記事をいくつか書いていたにも関わらず、転職決定から、他県への引越し、祖母の死と葬儀、そして就業開始まで2週間。有給もまだなく気軽に週末帰れるわけでもない…と、バタバタと引っ越し作業をした後の、実家のわたしの荷物が片付けられていません。 実家にはなるべくものを置かないようにしたい、と書いたけど、今それも全然守られていません。というのも、

          目に見えなくても「あること」が影響を与える

          Unnecessary but Essential

          以前noteで、一般的な方に比べると所有物の量は少ない方かと思うけど、わたしはミニマリストではないよなあと書きこぼしたことがありました。 ところが先日、わたしの考え方に近くて理想的だなあと思ったミニマリストさんと出会いました。 少しだけご紹介。 わたしがYoutubeの海で出会ったのは、スウェーデン在住のBenita Larssonさん。ミニマルライフだけでなく、DIYやサマーハウスの発信もされています。 まだ数本しか動画は観ていませんが、なぜわたしが彼女の暮らしを「わ

          Unnecessary but Essential

          新しいものに勝る、いとおしいものを身につける喜び

          いとおしいものを身につける喜びを噛み締めてわかった。時にこれは、新しいものに勝る。 以前noteでも紹介した、このイヤリングコンバータとプリンスエドワード島(PEI)も淡水パールピアス。 毎日身につけているのではないかと思うほど、頻繁にわたしの耳を飾ってくれていた。この佇まいと色味、さりげなさが自分の持っているどんな服にでも合い、とにかくお気に入りで、色や雰囲気もとっても似合うと自己満足ながらに自負していた。 ところが、先日数年振りの友人に会うために大阪に行くときに、家

          新しいものに勝る、いとおしいものを身につける喜び

          微笑まない微笑みの国

          「旅好き」がみんな「僻地や危険地帯を旅するバックパッカー」ではない。わたしは割と小心者なので、東南アジアは、何となくこわくてひとりでは足が向かなかった。タイとマレーシアに友人がいるので、彼らを訪ねに行こうとは決めていたけれど、感染症騒ぎでそれも何年も伸びてしまった。 しかし、石橋を叩くが自ら渡るタイプのあるわたしは、2020年に行うはずだった「カナダワーホリの後、東回りでイギリスとタイに行く」を2023年末に有言実行した。そしてついに、東南アジアの地を踏んだのだ。 初めての

          微笑まない微笑みの国

          2024年四半期② 買ってよかったもの

          2024年も半分終わりますね。 わたしはこの間、転職(活動終了!)、新天地への引っ越し、8年ぶりのTOEIC試験、そして祖母の死…と怒涛の3ヶ月を送りました。 実家の片付けが中途半端で家を出たこともあり、ものはなるべく増やさないようにしたい!…のですが、引っ越しに伴いどうしても必要。あるいは昨年カナダで処分し、普通に働いて暮らすには必要なものなどを中心に購入しました。実家でいる間は本当にものを買わない生活だったので、こんなに買って大丈夫?と時々不安になることも。笑 ※すべ

          2024年四半期② 買ってよかったもの

          会社員はコーヒーにも柔軟性を求められる

          勤務先でのコーヒー。購入派もいれば、自分で淹れる派も。 そして淹れ方は人それぞれ。 わたしは今の会社に勤め始め、習慣になっていた淹れ方を変えざるを得なくなり、また環境問題についても改めて考えました。 前職ではフレンチプレスを給湯室に、家で挽いたスペシャリティコーヒーの豆(大体1週間分)を給湯室冷凍庫に保管。3〜4時ごろ、のんびりコーヒーを淹れ、コーヒーやお茶を淹れに来た同僚や上司とおしゃべりしたりストレッチ。これがわたしのコーヒータイムでした。クリエイティブ職ではおしゃべり

          会社員はコーヒーにも柔軟性を求められる

          毎朝の一服で整えるわたしの朝時間

          抹茶が好きでも、普段あまり飲むことはないでしょうか。 わたしはここ数ヶ月、毎朝抹茶を点てて飲んでいます。予めお伝えしておくと、わたしは朝が苦手!でも、この儀式を生活に取り入れたことで、朝のやることが習慣化され、時間の流れが整いました。 手間取りそうな印象ですが、実際、この一服にかかる時間は数分。 お湯を沸かしている間に歯を磨き顔を洗い、お湯を抹茶茶碗に入れて茶碗を温め、別のカップに移して冷ましている間に詰め終わった作り置きおかずの容器を片付け朝ごはんの支度…本当は抹茶を点て

          毎朝の一服で整えるわたしの朝時間

          あなたへの所有欲なんて、ないと思っていた

          どんなに周りが素敵だよ、と言っても。 一緒にいると人生はとっても広がるよ、と聞いても。 あなたといる人たちがみんな大人っぽく見えても。 あなたを手元に置いておきたい、と思ったことはなかったのですが。 わたしの人生に不意に転がり込んできて、実際一緒に暮らすと、みんなのいう通りで、所有欲が生まれてしまいました。 そして、あなたの手をはなすのが惜しくなってしまいました。 そう、"あなた"とは"車"のことです。 転職で都市部に戻ることになり、車を手放すことに決めて、気づいたこと

          あなたへの所有欲なんて、ないと思っていた

          わたしの魔女が死んだ

          先月末、祖母が永眠しました。 死因は老衰。大正生まれ、102歳でした。 祖母は1年半ほど前に転倒による入院から、自宅介護はもう難しいと判断され、介護施設に入っていました。まだ転職先に引っ越す前で、亡くなる日まで連日会いにいけ、息を引き取る1時間前にも、最後に顔も見られました。 衰弱していく様子を見届けるのは、突然死とは別の苦しみがありました。 しかし、正直に申しますと、亡くなった後のかなしみは、突然死程ではありませんでした。 まだわたしが大学生だった頃、祖父が突然死しまし

          わたしの魔女が死んだ

          「一番好きな映画」という質問の難しさ

          初対面の話題だったり、映画を観るのが好きという発言に対して、「一番好きな映画って何?」と聞かれること、少なくないですよね。 つい最近もこれを言われ、困りました。自分の年齢や環境とともに好きな映画も変化してゆくし、一作だけ伝えて「こういう趣味ね」って判断されるのも嫌だし… 何せ、映画好きのみなさん!一作だけ選ぶって難しいですよね?! そこで思いついた策。“最近観た映画”をいくつか紹介すれば、相手は「あ〜なんなくこんな映画が好きなのだな」とわかるのかな?ということ。(もしくは、

          「一番好きな映画」という質問の難しさ