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片山美紀(気象予報士)
2020年5月6日 23:32
新型コロナウィルス感染拡大防止のための「緊急事態宣言」が今月末まで延長されました。きょうのお散歩でガーデニングショップが賑わっているのを見かけました。母の日に贈られるカーネーションをはじめ、バラやアジサイが色とりどりに美しく並んでいました。お店でお花が並んでいるのを見ると、いつも「世界に一つだけの花」を思い出します。ナンバーワンにならなくてもいい、もともと特別なオンリーワン。
暦の上では夏が始まる日。5月になると、最高気温が25℃を超える日が西日本や東日本では多くなり、衣替えを進めるのに最適な時期です。半袖の服を着るのに適した気温は25℃以上と言われています。ことしは春服をあまり着ることがなかった、新しい春服を買わずに終わってしまったという方も多いのではないでしょうか。ファッション雑誌で一目ぼれしたあの服もこの服も、手に入れずじまい。
2020年5月6日 23:33
5月5日から9日は七十二候の「蛙始鳴(かわずはじめてなく)」です。冬眠から目が覚めた蛙が、元気に鳴き始める頃と言われています。オスの蛙は、メスの蛙を恋しがって鳴くのだとか。子どもの頃、歌った「カエルの合唱」が求愛ソングだったと思うと、少し可笑しく感じます。
2020年5月1日 23:00
きょうは東京で今年初めての「夏日」に。「夏日(なつび)」とは、最高気温が25℃以上となった日のこと。日差しが肌を焼きつけるような強さを持ち始め、初夏を感じる心地よい南風が吹きました。そんな5月が始まったきょうは、「八十八夜(はちじゅうはちや)」。立春から数えて88日目のことです。「八十八夜の別れ霜」という言葉があるように、この時期になると、朝晩の冷え込みも弱まるため遅霜の心配がなくな