心理学を学んで。
私は、今通信の大学に行って、心理学を専攻しています。
この歳になって、学業をこなすのは、大変なことじゃないの?と、思われているかもしれませんが、全くそんなことありません。
心理学に関しては、人生経験が豊富なほど、人生を照らし合わせながら学習できます。
私が興味があるのは、医学心理学。
メンタル疾患の方の、心理の状態を勉強をすることです。
数々の心理本とかみていると、
精神疾患の病状など照らし合わせると
いつも、患者さんはこんな状態なんだと?
驚いています。
当事者を苦しめているのは、病的な思い込み。
その思い込みを正していくのが、臨床心理士の役目。
その中でも、最も関心があるのが、私も今行っている催眠療法。
人の潜在意識に入り込み、過去の出来事に振り返り
間違った思い込みをする原因を探り当てて、
考えを正していく療法になります。
ちなみに、マジックショーなどで使われる催眠術とは?
ちがいますよ!
催眠術のように悪用して、相手の意識を操作してはいけません。
人の心の治癒につながるように、医療催眠が使われます。
ちなみに解離性障害は、自己催眠によって構成されています。
解離性障害は精神病ではないので、精神科もあまりみないし、この場合、催眠療法が適用されます。
解離性障害は、決して悪い病気ではなく、安全に生きるために身代わりの人格を作って生活しています。
本人が希望しなければ、人格統合もする必要性はありません。
人格が一人の人からすれば、不思議ちゃんと言われてもしょうがないかもしれないけど、人格一つ一つが、重要な役割を持っている場合があります。
優秀な人格、場を盛り上げる人格、素直で弱々しいながらも可愛らしい基本人格など、多種多彩な人格を出して一人の人間の生活を成り立たせています。
解離性障害は、その障害にさせた人が、消えない限り治すことは不可能です。その人から守るために生まれた障害です。なので、原因が消えない限り、人格統合する事はお勧めしません。
このように、精神医学の世界は、かなり奥深いです。
人の深層心理に触れてみると、いろんな発見ができるので、心理学はすごく面白いですよ。
本当に、年齢問わず学習できるので、みなさんもぜひ学んでみてください。