[OldCityBoy的「ファッション」講座] 久方ぶりのAlden990
👇の妻に引きずられて、ド定番な革靴を履きたくなり、最近よくAlden990を履いています。
で、このAldenという靴ですが、カジュアルなベーシックスタイルから、ギャルソンによる尖ったカッコにまで合うという、なんとも不思議な靴でして、改めてその汎用性の高さに驚かされます。
ここで、改めて自身のAlden遍歴をば。
自身が初めてAldenを購入したのは、👇のDistrict United Arrowsで、15年前ぐらいですかね。ちなみにモデルはmodifiedです。
その当時は、「こんな普通な靴のどこがいいんだ！？」、と思いながらも("Alden"なるブランド名も知らなかった)、あまりにプッシュされるので履いてみると、「痛くない！」、と仰天した記憶があります。
当時、自身は30歳前後ですが、年齢的に革靴を履きたい年ごろになっており、それまでは先の尖ったイタリア靴を履いていましたが、あまりの痛さに腰が砕ける日々を送っており、革靴＝痛い、と勝手に思い込んでいました。しかし、このAldenは違ったのです！。また、見た目も思った以上にシュッとしており、店員さんのコーディネートも素敵で、妻の後押しもあって即決しました。
その後、ちゃんと調べてみると、
"Alden"なるものは特別な靴らしい、ということが分かり、
"コードバン"なるものは特別な素材らしい、ということも分かり、
"modified"なるものはすごく特別なモデルらしい、ということもさらに分かり、
コードバンのmodifiedがその場で普通に買えたことが奇跡だった！、ということが認識できたときは小躍りした記憶があります。
で、せっせと磨くわけですが、あまりのピカピカさに、妻から「カブトムシみたい…」と揶揄されなが、確実に雨が降らない日だけニヤニヤしながら履くわけです。
で、さらにケア方法を調べるわけですが、つま先は削れるのでビンテージスチールなるものをつけるといいらしい、と聞きつけ、ユニオンワークスに行って取り付けてもらいました。
ビンテージスティールをつけると、階段を歩くたびにつま先からカチカチした音が聞こえるのですが、そのたびにテンションがあがり、その一方でアッパーに少しでも傷が付くと大いに凹み、さらには運悪く雨に降られた時には裸足で歩こうかと真剣に悩んだり、とAldenあるあるは一通り経験しました。
さらに、当時は円高だったこともあり、Alden of Carmel(海外サイト)でドキドキしながら購入する、なんて経験もし、今ではとてもよい思い出です。
ちなみに、先日実家に帰省したのですが、たまたま自身が高校生だったころ(約30年前)のファッション雑誌を見つけて、パラパラ中を見てみると、Aldenが紹介されているじゃあーりませんか！
当時はAldenは7万円を切る値段だったことに驚愕しましたが、過去を振り返ってもいいことはないので、今できるTipsを。
個人的なおススメは中古市場です。自身が初めてAldenを購入した15年前に比べると中古市場は格段に広がっており、辛抱強く探せば7万円を切る値段で状態の良いものはありますよ！
自身の990も実は中古品であり、アッパーや内側の状態、ソール、匂いなどを仕事以上の集中力で確認して購入しました。
自身の場合は、これまでの経験があるので失敗する確率は低いと思っていますが、初めての方は確認方法に悩むと思うので、リスクを減らすために周りの先輩を頼りにするのがおすすめですよ！
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