Rintaro Takenaka

40代からの人生折り返しライフを楽しむオールドシティーボーイ教養マガジン。ファッション、アート・カルチャー、フード、東京デートを中心に発信。修士卒のゴリゴリ理系が運営。

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[OldCityBoy的「ファッション」講座] 日本のホスピタリティを堪能できるブランド"ボーデッサン"

みなさんは「ボーデッサン」というブランドをご存じですか? 日本の鞄メーカーで、私がこのブランドを知ったのは👇のDistrict United Arrowsでのことでした。 👇ように、このブランドを知って以来、すっかりファンになってしまった私。特に「ワンアクションシリーズ」は、その便利さとホスピタリティに心打たれ、いくつも所有するほどお気に入りです。今日は、この「ワンアクションシリーズ」を例に、このブランドの魅力をお伝えしますね。 ■使いやすさ ボーデッサンの最大の魅力は

    • [OldCityBoy的「映画」考察] サタデー・ナイト・フィーバー(1977) ➡ダンスでキラキラした映画と思いきや、鬱屈した若者の心情をうまく描いた映画

      「ジョン・トラボルタって、若いころは、こんな内気の青年の心情をうまく演じるのに適した役者だったんだ~、そして細!」、と思わず声を上げてしまう映画です。 この映画でディスコブームが再燃した、とのことで、「傾いたキラキラ映画なのかしら?」、と思っていましたが、意外にも鬱屈した若者の心情をうまく描いた映画で、分野としては👇の"エデンの東"をもう少しポップにしたような作品になります。 もう少し言うと、家庭内でのコミュニケーションがうまくいっておらず、付き合う友人との関係性も限界を

      • [OldCityBoy的「ファッション」講座] ドリス・ヴァン・ノッテンの魅力

        実はわたくし、ドリス・ヴァン・ノッテンの大ファンでありまして、ドリス・ヴァン・ノッテンが本人の名前を冠したブランドのディレクターから退く、と聞いたときには大変ショックを受けた一人でございます。 どれくらいファンかというと、ファン歴としては実はCOMME des GARÇONSより長く、初めてこのブランドの商品を購入したのは二十歳の時でした(よってファン歴は約25年)。 初めて購入したアイテムはウールのコートでした。雑誌に載っていたコレクションのルックが大変カッコよく、当時

        • [OldCityBoy的「ファッション」講座] 久方ぶりのAlden990

          👇の妻に引きずられて、ド定番な革靴を履きたくなり、最近よくAlden990を履いています。 で、このAldenという靴ですが、カジュアルなベーシックスタイルから、ギャルソンによる尖ったカッコにまで合うという、なんとも不思議な靴でして、改めてその汎用性の高さに驚かされます。 ここで、改めて自身のAlden遍歴をば。 自身が初めてAldenを購入したのは、👇のDistrict United Arrowsで、15年前ぐらいですかね。ちなみにモデルはmodifiedです。 そ

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          [OldCityBoy的「ファッション」講座] COMME des GARÇONS「自由を着る」を着る

          約15年ぶりにCOMME des GARÇONS homme plusを着ました! アイテムとしてはシャツになります(ちなみに、パンツはCOMME des GARÇONS SHIRT)。 homme plusらしくやはり強い服で、ギャルソンらしいキーワードが柄っぽく描かれています。 散りばめられているワードは Live from with wear freedom strong will My energy comes your ですかね。 これらを文章にしてみると、

          [OldCityBoy的「ファッション」講座] COMME des GARÇONS「自由を着る」を着る

          [OldCityBoy的「アート」鑑賞] 秋の行楽穴場スポット 曹洞宗大本山總持寺

          暑すぎる夏が終わり、よーやく行楽によい季節になりました。 で、お寺と日本ならではの自然に触れながらまったりしたいな~、と感じたとき真っ先に思いつくのは、関東圏内だと皇居や鎌倉になるのですが、人の数がものすごい… そんな時におススメなのが鶴見にある總持寺になります。 https://www.sojiji.jp/ このお寺、普通のお寺ではなく、なんせ曹洞宗の大本山であり、山の半分はお寺という、さすが大本山!、というべき広大な面積を有しており、その規模と豪華さは鎌倉のお寺と

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          [OldCityBoy的「ファッション」講座] J.M. WESTONローファーの魅力と購入時の注意点

          妻が久しぶりにJ.M. WESTONのローファーを履いているのを見かけ、理由を聞いてみると、「ゆり子がANOTHER SKYでパリのJ.M. WESTON店舗に行ってたから」、と聞き、石田ゆり子さんの影響力の大きさに改めて驚いているゴリゴリ理系です。 で、そもそもこの高級靴をどう妻がゲットしたか思い出してみたのですが、 15年ぐらい前、自身がAldenにハマり始め、その影響で妻も革靴が欲しいと言い出し、たまたま寄った表参道のJ.M. WESTONの店舗で、これまたたまたま

          [OldCityBoy的「ファッション」講座] J.M. WESTONローファーの魅力と購入時の注意点

          [OldCityBoy的「映画」考察] スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望(1977) ➡オタクな非常に狭い領域から、ワールドワイドな非常に広い世界にまで通用するコミュニケーション要素を内包している映画

          熱狂的ファンも多く、すでに語られつくされている映画なので、いつも通り自身はちょっと違う視点より。 この映画はもちろんSFエンタメなのですが、それだけではなく、実はオタク心を非常にくすぐる要素が満載です。分かりやすい例が👇のミレニアムファルコン。あのデザインは、模型界では最も人気のある商品の一つです。 ここで、オタク心をくすぐることのできる何か、を制作できるのは実はより深淵なオタクのみなのですが、なんだか「オタク」なる言葉がたくさん出てきて何を言っているのかよく分からなくな

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          [OldCityBoy的「ファッション」講座] ウディ・アレンに憧れて 2024年版

          ようやく涼しくなり(というか、急に寒くなり)、ウディ・アレンなスタイルがしたくなる時期となりました。 ウディ・アレンと言えばファッションのアイコンとしての認知度が高いですが、実は映画監督でして、下記でアカデミー賞を獲得しています。 👆の記事でも書きましたが、ウディ・アレンがメンズファッションだけでなく、レディースファッションにも与えた影響は絶大で、映画"アニー・ホール"では「女性がメンズの服を着てもお洒落に見えるんだ!」という驚きの瞬間を映像で見せつけられます。 具体的に

          [OldCityBoy的「ファッション」講座] ウディ・アレンに憧れて 2024年版

          [OldCityBoy的「映画」考察] アニー・ホール(1977) ➡「ティファニーで朝食を」以来の超オシャレ映画、で、これをコメディアンが作ったところが面白い!

          「ティファニーで朝食を」以来の、超オシャレな映画です。 しかも、コメディアンが監督した点が興味深く、内容は「ティファニーで朝食を」とは全く異なり、皮肉たっぷりの笑いに満ちた作品となっています。 で、この映画を語る際のポイントは「ファッション」と「笑い」の2つ。順に説明しますね。 ■ファッション ○メンズファッションについては、👇をご覧ください。 ○レディースファッション この映画がレディースファッションに与えた影響は絶大で、「女性がメンズの服を着てもお洒落に見えるんだ

          [OldCityBoy的「映画」考察] アニー・ホール(1977) ➡「ティファニーで朝食を」以来の超オシャレ映画、で、これをコメディアンが作ったところが面白い!

          [OldCityBoy的「ファッション」講座] なんだか半端丈な気分

          最近、パンツの丈が短いのが気分なゴリゴリ理系です。 完全な気分なのですが、理由を敢えて言語化してみると、 ↓ ↓ ↓ 単なるオーバーサイズに飽きた… になります。 そうかと言って、タイトに行くかというとそんな感じでもなく、 周りと少し違いを出したい、 になりますかね。 よって、パンツの丈を少し短くして、よく見ると違和感…、を出したいんだと思います(多分)。 というわけで、最近、オーバーサイズのパンツの裾を折って、短くして履いてます。 ここで、"半端丈"のウ

          [OldCityBoy的「ファッション」講座] なんだか半端丈な気分

          [OldCityBoy的「映画」考察] カッコーの巣の上で(1975) ➡患者の人間性を抑圧するように見える婦長は本当に悪なのか?

          覚醒系コンテンツの超名作で、若い方にぜひ見ていただきい作品です。 この作品に関しては、もはや語られつくされていると思うので、自身からは少し違った視点から記載しますね。 この映画にて、看守や精神病院側(特に婦長)が、患者の人間性を抑圧する悪のように見えますが、 "患者を安全に管理し、社会復帰を促す職務・責任を遂行する" と観点から言うと、実は彼らは何一つ悪いことをしていないんですよ! 具体的に、 まず、視聴者がまずイラっとくるグループセラピーの場面です。 自身のト

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          [OldCityBoy的「ファッション」講義] この夏のファッションチャレンジ:夫婦で楽しむターコイズブルー

          あまりに厳しい残暑で体調を崩してしまったゴリゴリ理系です。今週末からは涼しくなりそうですが、その影響で疲れが一気に出て、また体調を崩す可能性もあるので、皆さんもどうぞお気を付けください。 さて、ようやく夏も終わりそうなので、この夏のファッションでチャレンジしたことを記録しておきます。 今回の挑戦は、これまで着たことのなかったターコイズブルーの服にトライしたことです。 ターコイズブルーは目立つ色で、アクセサリーなどポイント使いにはよく取り入れられますが、服全体で使うという

          [OldCityBoy的「ファッション」講義] この夏のファッションチャレンジ:夫婦で楽しむターコイズブルー

          [OldCityBoy的「映画」考察] タクシードライバー(1976) ➡思い描く自身のキャラクターと世間の認知にどう折り合いをつけるか

          色々な切り口から語れてしまう名作です。 見る年齢によっても感じ方が異なるため、それも名作たる所以なのですが、自身が若いころ見たときは、 空気読めないパンク!!! と衝撃を受けました。 が、今の年齢になると 自己に対する自身の認識(だいたい理想化されている)と、世間の認識との違いに対して、どう折り合いをつけるか と、もう少し深い意図まで読み取れるようになりました。 具体的に、主人公は激しく空気が読めない痛々しいキャラで、周りと関係性をうまく築けません。 つまり、

          [OldCityBoy的「映画」考察] タクシードライバー(1976) ➡思い描く自身のキャラクターと世間の認知にどう折り合いをつけるか

          [OldCityBoy的「ファッション」講義] 消耗品じゃない!お気に入りスニーカーを修理して大事に使おう

          10年前は、スニーカーは消耗品であり履きつぶしたら捨てる、が当たり前な時代でしたが、昨今のスニーカーの値上がりにより、ホイホイと買い替えることができなくなりました。 特にNewBalanceは、もはや革靴と変わらない値段となっており、 雨の日は履かない! なんて方もおられるのではないでしょうか? 自身もモノを大事に使うたちで、消耗品といえども気に入ったら大切に扱うのですが、それでもスニーカーは消耗しやすく、お気に入りのNewBlance990V1のライニング部分(くるぶし

          [OldCityBoy的「ファッション」講義] 消耗品じゃない!お気に入りスニーカーを修理して大事に使おう

          [OldCityBoy的「映画」考察] 狼たちの午後(1975) ➡ゴッドファーザーのデコボココンビによる茶番狂言劇

          ゴッドファーザーの次男フレド・三男マイケルによるデコボココンビをシリアスコメディにしてみよう~、な映画です。 で、この映画にて、アル・パチーノって、ゴッドファーザーのような緊張感MAXの濃厚映画でも主役を張れるが、こんな茶番狂言劇もできるんだ!、とびっくりします。いや~、アルパチーノには華があるますね~。 がが、相棒役のジョン・カザール(ゴッドファーザーでは次男のフレド)が黒子に徹し、アル・パチーノを引き立てていること忘れてはなりません。 ゴッドファーザーでもそうでした

          [OldCityBoy的「映画」考察] 狼たちの午後(1975) ➡ゴッドファーザーのデコボココンビによる茶番狂言劇