[OldCityBoy的「ファッション」講座] なんだか90年代ラグジュアリー気分、からのティファニー
実は結婚指輪を結婚以来付けていないゴリゴリ理系です。
というか、当時からアクセサリーなるものに全く興味がなく、婚約指輪を妻からせがまれたときに、
夫：「あんな滅多につけないもの買ってどーすんだ！？」
妻：「思い出として当然いるでしょ！！！」
と大ゲンカし、
夫：「普段つける時計ならOK」
ところまで妥協し、結局ロレックスをプレゼントするにいたるのですが、後日、
妻：「ロレックスで良かった…」
とあり、
夫：「ほーらみろ」
と勝ち誇った思い出があります。
結婚指輪の方はサイコパス理系でも、まあ買ってもいいか、と思い、ただ、
夫：「どうせならクロムハーツがいいのでは？」
と妻に言ったところ、
妻：「あんな厳ついやつ、結婚指輪としてありえない！」
と強い反論があり、まあクロムハーツって顔でもないし、たいして興味もないので妻に任せたところ、選んできたのがティファニーでした。
で、結婚指輪なんて自身にはただの銀の円でしかなく、普通のやつだと周りとあまりに違いが無いので、少し太いやつを選んだのですが、指もとに硬いものがあるのがどうもダメで、結局付けませんでした。
で、その結婚指輪はどうなったかと言うと、妻が薬指でない指にしてました…。妻曰く、「このちょっと太いところがお洒落で良いんだよね～」、ということで、結婚指輪がどうでもよくなるって、夫婦のあるあるですかね。
と話がずれましたが、最近90年代の雰囲気を感じる中で、なんとなくラグジュアリーな気分になりつつあり、そんな中でティファニーがとても気になっています。
きっかけは、年齢的に"傾聴力"もっと身に着ける必要性を強く感じ、傾聴モードに入れるスイッチ的なアイテムがあればいいな～、と思い、少し高価なペンが良いかなと考えていました。(ペンを持つことで傾聴モードに入ることを意図)
少し高価なペン、といえば万年筆ですが、District United Arrowsで商品を自宅に送るため送付状を書く際、銀のペンで書かせてもらっていることが前から気になっており、自身も銀のペンが欲しいな～、を思い、銀製品で唯一なじみのあるティファニーをメルカリ検索をかけていると、クリップとペンがセットでリーズナブルな価格で販売されているのを見つけ、思わずポチり。
商品が届き開封してみて、「おぉ、これがティファニーか！」、とペンをよく見てみると、妙に青光りしている…。
夫：「Districtで見たやつと質感が違うのだが、これって本当に銀？」
と妻に聞いてみたところ、
妻：「これって銀じゃないわよ、だって925って書いてないもん。」
夫：「えぇ！ ティファニーって銀じゃないやつあるわけ！ というか925って何！？」
と、アクセサリード素人感満載な会話がやりとりされた後、銀のペンに再チャレンジです。
メルカリ界を再度さまよい、リーズナブルな価格なものを再度ポチっと。
が、なんか黄色い…。
商品が届いて開封してみて、「おぉ、925と書いてあるぞ！」、と興奮するも、なんか黄色い…。
いつも通り妻に聞いてみると、
妻：「銀って磨かないと駄目だよ。」
な回答…
まあ、銀製には違いなく、ピカピカなのも恥ずかしいので、これを会社に持っていき、話を聞くときにこのペンを持つのですが、いや～、テンション上がって気分が非常によいです。
ちなみに銀製じゃないペンも非常に書きやすく、娘に勉強を教えるときに使っているのですが、これはこれで気分が上がる～。
ちなみに、ペンと一緒に販売していたクリップは、下のように千円札をクリップしていますが、妻に「お洒落じゃん！」と褒められてホクホクです～。
で、銀を手に持つことに慣れてくるのですが、ペンを右手に持っていると、左手が気になる。というか、左手にも輝きが欲しい…
ということで、結婚指輪を妻から返してもらい、結婚以来、初めて結婚指輪をつけることになったのですが、どうも指もとが寂しい…
そういえばDistrictの店員さんはお洒落に指輪をたくさんつけてたな…、と思い出し、そこから人生初の指輪祭りの始まりです。
そもそも自身が何号なのか全く知らないので、とりあえず有楽町のティファニーに行きます。で、自身の指はどうも男性としては細い・最近はジェンダーレスで女性用のリングでもいいかも、とのコメントをいただき、再びメルカリ界を回遊。
指輪なんて多少傷が付いていた方が味があって良い、と思っているので、その辺の妥協を受け入れるとリーズナブルなものは見つけやすく、ペンを持たない左手の指輪を１つ購入。
そして、人差し指に別のティファニーをつける。
これをつけて自身の指を見るたびに気分が非常に上がり、
"あぁ、これが女性がアクセサリーを求める理由か！"
と40代中盤にしてようやく理解しました。
で、ここでは終わらず祭りは続きます。
左手が完了すると、なんだか右手が寂しい…。もうこうなるととことんまでやり切りたくなる性分で、結局、右手は下のようになりました～。
ティファニーってブランドのわりにかなり格安で、そんな値段で非常に心豊かに感じる日々を送れることに感謝する限りなのですが、それに慣れると、
"昔から人気のクロムハーツってつけるとどうなるんだろう？"、
と良くない好奇心が…
さすがにクロムハーツは気軽にポチっとはできないので、妻を説得できる理由を考え、
夫：「来年、結婚20周年なので、記念になんか買おっか？」
妻：「素敵！」
の回答にニンマリしつつ、密かにクロムハーツを狙っている今日この頃でした～。
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