みうらじゅん×いとうせいこう
しょっちゅう二人でしゃべってるので、それをおすそわけします。自主ラジオ『ご歓談』と名づけました。二週に一度のペースで更新出来たらなと思ってます。 皆さんからのお便りを是非コメント欄にどうぞ(ジングルbyジングルズ)。 ※サポートを頂いた方の中から、毎月ランダムにみうらじゅん特製イラスト(データ)をプレゼント!ご希望の方はサポートする際のメッセージ欄にメールアドレスをお書き下さい。当選された方にはこちらからご連絡致します。 miuraito@cubeinc.co.jpからメールさせていただきますので、ドメイン受信解除をお願い致します。
幼少のころから仏像に魅せられていたみうらじゅんと、仏友・いとうせいこうが国内外の仏像を訪ね歩く、仏像ブームのきっかけとなった人気シリーズ「見仏記」。 33年前の1作目の末尾で「三十三年後三月三日三時三十三分三十三間堂で会いましょう」と約束した2人。その約束が来年2025年に迫ったこのタイミングで5年ぶりの「見仏記」連載を始めます!
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十時半過ぎにバスが宇都宮駅に着くと、早くも二分後にはまた朝と同じタクシー乗り場にいた。 車に乗って、住所を言い、場所を検索してもらう。 大関観音、というのが次の目的地だった。 二十分ほど行くと、新興住宅街の中に迷い込み、あたりの人を呼び止めて聞いてもらってもなお、大関観音に関係する寺は出てこなかった。まさかそんなところに寺社があるはずもないといった、民家と公園しかない場所だった。 「キツネにつままれたか」
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前日は上野駅から東北新幹線に乗って宇都宮まで行き、そこで思いきり焼き肉を食べて(アウト老)、ビジネスホテルに泊まった。 翌朝八時にフロントで待ち合わせると、旅程表通りにすぐ駅の西口へ行く。バスに乗るためだ。すると、目指す6番のりばから「大谷経由」の便がちょうど出るところだった。 がしかし、見ればそのバスに乗るために、学生たちが長い列を作っており、列は遠くの階段の上まで続いていた。我々の足は止まった。割り込みになるのはいやだった。 ということで、次のバスにした。
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まずは改修されたきれいな常楽院の本堂に移り、厨子入りの阿弥陀三尊を見せていただいた。優雅に腰をあげた脇侍の観音、勢至(せいし)の姿も同時に堪能する。 さて、問題はその奥の長細い厨子であった。 「こちらですか?」 「はい。まず右側を開けます」
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前夜は、オシャレでテレビもないベッド中心の部屋で、みうらさんと私はまず自主ラジオ『ご歓談』をiPhoneひとつで録り、面白い話をするというよりただただ友人同士の無駄話に終始した。それで満足であった。 翌七月二十六日、旅程表から逆算するとホテルを出るのが六時半。みうらさんの要望で五時半に起きた我々は、前日コンビニで買ったサラテクトを渡しあって虫よけをし、みうらさんが用意してきたUVカットの日焼け止めを手足やら首やらに塗った。準備は万端だった。
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鎌倉らしい、山を見事に切り崩した切り通しなど見ながら、あじさいの余韻がまだわずかにある細道を行くと、約束の時刻より十五分ほど早く佛日庵に着いた。円覚寺の塔頭(たっちゅう)寺院(独立寺院)のひとつである。 待つつもりだったが、境内右側の寺務所で若い女性が受け付けてくれ、玄関から中に招じてくださると、ご住職は奥の部屋で短パンを履き替えるところだった。申し訳ない。 やがてカジュアルで明るいご住職によって、我々はご本尊、岩座の上の蓮華に乗った地蔵菩薩坐像を見せていただき、目が半
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これまで三十年以上、みうらさんと見仏を続けてきて、意外に関東を回ったことがなかった。中部だと名古屋や長野あたり、そこを日本海の方へ突っ切って新潟方面などへ行った。 しかし仏像の紹介本を覗く機会があると、関東にも古くて見事な仏像が存在することがわかるし、時にはそれが運慶作であったする。浄楽寺などが有名だ。 にもかかわらず足を延ばしてこなかったのは、ひとつにはさすがに詣でるべき寺社の数自体が少なく、ひと寺を訪問してしまうと次に目指すべき場所まで時間がかかること、そしてもうひ
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