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地方移住の話(2)

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会社員を辞めてフリーと同時にIターン単身移住をした者の2年目以降のお話です。1年目は地方移住の話(1)にまとめています。
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無常な流れに乗って

無常な流れに乗って

変わらないものはない。

朝の始まり。
目覚めると、昨日の自分とはちがう。

変わらない日常は平坦で安心感があるが、実のところ日常は常に移り変わっている。その移ろいに自分が追われ不安がるのではなく、移ろいに喜びを感じ、移ろいに先行するように進んでいく。

争うことはない。
無常な流れに乗っていくだけなのだ。

これまで見えていた世界が変わっていく。振り返りvol.12

これまで見えていた世界が変わっていく。振り返りvol.12

つぎにすすむには自分が変わらなくちゃ進めなかった12月中旬から、火がついたように慌ただしく、気づいたらもう年の瀬だ。

毎年振り返ればイベントごとが無い年などないけど、今年は特にイベントごとが盛りだくさんだったが、振り返ると淡々とこなしていた印象が強い。

イベントごとにあまり動じず、
「今」という現状を冷静沈着に判断し行動を繰り返すうちに逞しくなった。

2023年どうだったか。

つぎにすすむ

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ヒュッゲに暮らす

ヒュッゲに暮らす

何かを選択すると同時に何かを捨てていることになる。

時間的な余裕と金銭的な余裕と、どちらを選びどちらを捨てるだろうか。

この二つを天秤にかけていることに気づいたのはこの頃だ。

会社員時代は月から金まで決まった時間、ときには延長して働き、土日の休みは風のように過ぎ去るような時間感覚があった。
給料、ボーナス、昇給、有給ありだから、時間的な余裕よりかは金銭的な余裕が優位にあった。

フリーランス

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無理をしないようにする - 振り返りvol.11

無理をしないようにする - 振り返りvol.11

無理をしないようにすることが最近のトピック。

私生活・仕事においても、ムチ打って自分を労わずに物事を進めようとすると、滞る・空振りする・うまくいっていない、そんな状況に陥る。

限界までがんばると、明日、やましてや数時間後の次にうまくいけないから、「これくらいでお腹いっぱいだ」と言い聞かせるようにしている。

そうすると、次に続くし、なんたってメンタル面が安定する。

休むこと・限界までがんばら

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不動産屋や空き家バンクを介さない地方での家探し

不動産屋や空き家バンクを介さない地方での家探し

愛媛県の今住む町から隣町へ引っ越しを控えている。どうやって新たな住まいを見つけたか書いていこう。

タイトルにある通り、不動産屋や空き家バンクを利用しなかった。

引っ越す理由は、珈琲屋を営みはじめ、店の近くに住みたかったから。お客さんや日ごろお世話になっている人に「家探してるんですよね〜」と聞いてみて、住まいを見つける運びとなった。

住む家は正直大きい。敷金礼金無しで管理費込みで1万円。空き家

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越冬。

越冬。

越冬。暖かい洋服やストーブを揃えたり冬支度を進めていこう。ご飯は鍋や辛いもの。飲み物は生姜湯やチャイがピッタリの季節到来だ。

寒いのが苦手にも関わらず、耐久戦のように寒さにどれだけ耐えられるか実験をした去年の冬。横浜と愛媛と数ヶ月だけ2拠点生活をしていた頃だった。

寒さ続く1月。愛媛で過ごした家にはエアコンがなく、電気カーペットと、電気毛布一枚ずつで耐えしのいだ1ヶ月はさすがにきつくて、気力を

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