篠﨑友 HARSHA COFFEE

珈琲屋の綴り

篠﨑友 HARSHA COFFEE

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マガジン

  • 地方移住の話(2)

    会社員を辞めてフリーと同時にIターン単身移住をした者の2年目以降のお話です。1年目は地方移住の話(1)にまとめています。

  • 珈琲の話

    地球と身体にハッピーな珈琲屋HARSHA COFFEE 店主が綴る珈琲話です。

  • 暮らしの話

    愛媛県南予から、自然に寄り添った暮らしを発信中。空き家DIY、野菜づくり、料理、掃除、コンポスト、レスウェイスト。

  • 地方移住の話(1)

    2022.11より愛媛県の南予地域の一つ、松野町に単身移住。滑床渓谷のふもとにある山村集落で、3年間空き家だった家を借りて暮らしています。自然と寄り添う生き方を探求中。直前まで神奈川県藤沢市、江ノ島の近くで一人暮らし、SE職を1年5ヶ月していました。

最近の記事

無常な流れに乗って

変わらないものはない。 朝の始まり。 目覚めると、昨日の自分とはちがう。 変わらない日常は平坦で安心感があるが、実のところ日常は常に移り変わっている。その移ろいに自分が追われ不安がるのではなく、移ろいに喜びを感じ、移ろいに先行するように進んでいく。 争うことはない。 無常な流れに乗っていくだけなのだ。

    • 焙煎豆ご購入の方向けnote vol.2『ドリップ』

      ¥500
      • 日頃の行いを見直し正すこと【月一振り返りvol.1】

        白湯を味わう 朝昼晩の食事量を意識する お昼にお弁当を持参する 各曜日ごとに掃除するスペースを決めて実行する 寝る直前に1-2ポーズアーサナする 寝る直前にジャーナリングする 時間をかけすぎない+少し雑だと感じてもとにかく継続する(継続する大切さに比重をおく) 寝相を仰向けにする 年末年始は1週間実家に帰省していて、悪い習慣を忘れる良い機会になって、帰宅してから良い習慣を取り入れた1ヶ月になった。 大方継続できていて、定着させていこう。 掃除は、いまは月に

        • これまで見えていた世界が変わっていく。振り返りvol.12

          つぎにすすむには自分が変わらなくちゃ進めなかった12月中旬から、火がついたように慌ただしく、気づいたらもう年の瀬だ。 毎年振り返ればイベントごとが無い年などないけど、今年は特にイベントごとが盛りだくさんだったが、振り返ると淡々とこなしていた印象が強い。 イベントごとにあまり動じず、 「今」という現状を冷静沈着に判断し行動を繰り返すうちに逞しくなった。 2023年どうだったか。 つぎにすすむには自分が変わらなくちゃ進めなかった この一文に全てが詰まっている。 課題・

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        • 地方移住の話(2)
          6本
        • 珈琲の話
          13本
        • 暮らしの話
          3本
        • 地方移住の話(1)
          12本

        記事

          嫌いだった冬が好きになっていく

          身体を芯から冷たくする季節、冬。 冬の寒さに身体がやっと慣れてきた。 最近、芯から冷たくなる前に、冬をポカポカに過ごす7つの工夫をしている。 冬嫌いが冬を楽しく過ごす工夫をご紹介してみよう。 部屋に明かりを 寒いだけで気分が上がらないし、どよんとした気分になりがち。 なるべく日中も灯りを点けて気分を下がらないようにする。 たくさん着込む 極暖ヒートテックや極厚レギンス、モコモコ靴下、ネックウォーマーもしくはマフラーとフル装備。 冬のコーデをたのしむ 冬にこそ着れ

          嫌いだった冬が好きになっていく

          焙煎豆ご購入の方向けnote vol.1『手網焙煎』

          焙煎豆ご購入いただき誠にありがとうございます。お豆のご購入ごとにHARSHA COFFEE店主がお送りする珈琲話を一話ずつお届けしています。 今回、初回の購入ということで、購入していただいた焙煎豆についてです。HARSHA COFFEEでの生豆焙煎方法である『手網焙煎』についてお話しとなります。

          ¥500

          焙煎豆ご購入の方向けnote vol.1『手網焙煎』

          ¥500

          ヒュッゲに暮らす

          何かを選択すると同時に何かを捨てていることになる。 時間的な余裕と金銭的な余裕と、どちらを選びどちらを捨てるだろうか。 この二つを天秤にかけていることに気づいたのはこの頃だ。 会社員時代は月から金まで決まった時間、ときには延長して働き、土日の休みは風のように過ぎ去るような時間感覚があった。 給料、ボーナス、昇給、有給ありだから、時間的な余裕よりかは金銭的な余裕が優位にあった。 フリーランスとなり、ある程度安定した仕事案件を担保し、衣食住まわる今は、金銭的な余裕より時間

          ヒュッゲに暮らす

          無理をしないようにする - 振り返りvol.11

          無理をしないようにすることが最近のトピック。 私生活・仕事においても、ムチ打って自分を労わずに物事を進めようとすると、滞る・空振りする・うまくいっていない、そんな状況に陥る。 限界までがんばると、明日、やましてや数時間後の次にうまくいけないから、「これくらいでお腹いっぱいだ」と言い聞かせるようにしている。 そうすると、次に続くし、なんたってメンタル面が安定する。 休むこと・限界までがんばらないことと、身体への気遣いは会社員の頃よりも増している。 フリーランスは、体調

          無理をしないようにする - 振り返りvol.11

          26

          26歳、いい歳になった。 誕生日が11月末で年末にも近いこともあり、いつも歳を重ねると共に一年を振り返ることになる。 生きた年数分の積み重ねてきた経験や知識が今を創っていることを今年は特に深々と感じている。 昨年、地方移住と退職&独立を同時に試みるというチャレンジャーなことをして、目まぐるしい1年となった。 現在は、デザイン(チラシ作成や画像加工などの編集)業とインスタ運用業、珈琲業の3つの仕事(時々ライター業)を個人事業主(フリーランス)として行い、稼ぎを得ている。

          お金との付き合い方を見直す

          お金の管理。言わずもがな生きているとお金が必要だ。 リアルにフリーランスしてると、会社員がよかったなと思う瞬間がお金の面である。 月収24万5000円、システムエンジニア。 ボーナスも有給もある。 何不自由無い身分を捨てて、いきなりフリーランスなってしまった者だが、いまさら会社員に戻りたいなどは思わない。ただ、お金との付き合い方は日々、会社員のとき以上に向き合っている。 ・ 2023年、この1年間収支をばっちり記録してエクセルにまとめてみて、データが出てきたので、見

          お金との付き合い方を見直す

          不動産屋や空き家バンクを介さない地方での家探し

          愛媛県の今住む町から隣町へ引っ越しを控えている。どうやって新たな住まいを見つけたか書いていこう。 タイトルにある通り、不動産屋や空き家バンクを利用しなかった。 引っ越す理由は、珈琲屋を営みはじめ、店の近くに住みたかったから。お客さんや日ごろお世話になっている人に「家探してるんですよね〜」と聞いてみて、住まいを見つける運びとなった。 住む家は正直大きい。敷金礼金無しで管理費込みで1万円。空き家となった年数がまだ1年未満だったので、空き家でネックになってくるガスや屋根のメン

          不動産屋や空き家バンクを介さない地方での家探し

          身の丈に合っていない暮らしを手放すことにした

          愛媛県南予にある人口300人ほどの集落に移住して1年。なぜ移住して間もなく、隣町へ引っ越しをすることにしたのか、その理由を書いていこう。 いちばんは、今年9月に珈琲屋を隣町にオープンしたこと。 片道25分かかる ガソリン代(180円台/L、四国のガソリンは鬼高いらしい)がかかる 距離がある分、走行時に排出される二酸化炭素も多い と、経済的にも環境的にもコストがかかり過ぎていると判断したからだ。 このような理由があっても、それでも踏みとどまるがなにかあれば住み続けた

          身の丈に合っていない暮らしを手放すことにした

          越冬。

          越冬。暖かい洋服やストーブを揃えたり冬支度を進めていこう。ご飯は鍋や辛いもの。飲み物は生姜湯やチャイがピッタリの季節到来だ。 寒いのが苦手にも関わらず、耐久戦のように寒さにどれだけ耐えられるか実験をした去年の冬。横浜と愛媛と数ヶ月だけ2拠点生活をしていた頃だった。 寒さ続く1月。愛媛で過ごした家にはエアコンがなく、電気カーペットと、電気毛布一枚ずつで耐えしのいだ1ヶ月はさすがにきつくて、気力を奪っていた。 愛媛に拠点を構えた今年の冬。しかと愛媛で過ごすことになる。 東

          やる気出ない時。ガッツが足りない時。

          やる気。なくなると、あの時自分はやる気に満ちていたのかと気づく。 季節の変わり目は、心身ともに調子が悪くなりがちだ。 11月中旬に差し掛かり冬が近づく気配に、まず体が追いついてない感じがする。そうなると心もクルところがあって、軽やかだった行動が鈍くなっていく。 ここ数日はそんな調子。 でも仕事や家のことなど、やることは変わらずあるから、「だるい」「やりたくない」とマイナスな思考がチラつくところを、あまり深く考えないように手を、足を、まず動かす(始めると意外とエンジンか

          やる気出ない時。ガッツが足りない時。

          開業したばかりの珈琲屋が意識する4つのこと。商売にも私生活にも通ずる

          珈琲屋では、人とコミュニケーションを取る機会が増え、日々たくさんの思考に会話を通じて触れている。また珈琲屋の傍で別の仕事もしているので、そこでの人とのつながりも然り。 ここ数ヶ月間、言われて印象的だった言葉たちを紹介してみよう。 人は人を呼ぶ長年、無農薬栽培をしている農家さんに言われた。 真摯に向き合う姿勢(態度・発言・行動)は、はじめは時間がかかるかもしれないが人へと伝わる。 クオリティありきのストーリー別の仕事でクライアントさんに言われた言葉と先の言葉が重なった。

          開業したばかりの珈琲屋が意識する4つのこと。商売にも私生活にも通ずる

          未来に起こりうる変化に怖気なくても大丈夫。振り返りvol.10

          月末の振り返り10回目になりました。 完全な独立、フリーランスとしてご飯を食べていくことになった10月。 9月末はどきまぎしてたけど、食べていく目処はついていたので、なんとかクリアの1ヶ月でした。 最近の意識付けや変化を綴ります。 新案件のお話が続々と1年前は自分から片っ端にネット上ではありますが営業をかけていました。 今月は話の会話からや、自然とお声がけしてもらうことがあり、全てをお引き受けすることは物理的にできないので、仕事を選択することとなりました。 選択基準

          未来に起こりうる変化に怖気なくても大丈夫。振り返りvol.10