ドラマ『silent』からスピッツを知ったZ世代に贈る絶ッ対に抑えとくべきスピッツの名曲5選。
みなさん、見てますか。
ドラマ『silent』。
既に記事にも書きましたが私はこの作品がうらやまけしからんすぎて毎回見た後歯ぎしりしながら寝てました。こんな作品を書ける脚本家はなんて能力のある人なんだ、俺もこんな作品が描きたかったのに…!!と、地団太を踏んでおる次第です。ちっきしょー。
とはいえ、若い方に(っても私も22歳のいわゆる若者ですが)スピッツが浸透する大きなきっかけになることは間違いない。幼少期から草野マサムネの声を刷り込まれて生きてきたNOMUSICNOLIFEならぬ『NOスピッツNOLIFE』な私も、乗るしかない。このビッグウェーブに。
というわけで、そんなZ世代に私が『これだけは抑えてほしいスピッツの名曲』を5つ。本当はベスト20!!ぐらいやりたいところを最大限努力して5つに収めてご紹介しますので、ぜひサブスクでぶん回してチャートを引っ搔き回していただければと思います。
なお今回はYouTubeでミュージックビデオが公開されていて今すぐ聴ける曲を中心に、知名度を『超メジャー』から『もはや通』の5段階に分けて、曲を紹介させていただきます。※知名度の分類は筆者個人の分析と見解によって振り分けたものです。
①超メジャー
ロビンソン
アルバム『ハチミツ』に収録。邦楽史に燦然と輝く説明不要のスーパーウルトラアルティメットメガ名曲。YouTubeでのMV再生回数も1億4000万回と、他のスピッツMVを大きく引き離す断トツぶり。
長年スピッツを聞いてきた私だが、結局最後に行きつくのはここだと思ってる節がどっかである。どの年代のどのスピッツも好きだし、その時々の気分に応じていろんなアルバムを巡るんだけど、最終的に一番聞きたくなるのはロビンソンの綺麗過ぎるアルペジオのイントロだし、『ルララ宇宙の風に乗る』。それぐらい、原点にして頂点のような名曲。
②メジャー
春の歌
アルバム『スーベニア』に収録。のちにロッテ『ガーナ』のバレンタインシーズン向けCMソングにも起用されたため、一度は聞いたことがある!サビを聞いたら確かに知ってる!という人も多いのではないだろうか。
桜が芽吹き始めて暖かくなってきた頃に必ずラジオから流れてくる、疾走感満載の1曲。『春の歌 愛と希望より前に響く 聞こえるか 遠い空に映る君にも』という、優しくも力強く背中を押してくれるサビ。心がなぜか暖かく、でもスカッとした気持ちになれるので、朝通勤通学の時とかドライブしている時とかにおすすめの曲です。
③まあまあマイナー
スカーレット
アルバム『フェイクファー』に収録。『三井生命』CMソング。『離さない このまま時が流れても ひとつだけ 小さな灯りを守り続けていくよ』という固い誓いが、切ないメロディラインに乗って心を揺さぶっていく。ほろりと涙が零れてくるようないわゆる『いい曲』だ。ぜひ湊斗くんにもこれぐらい固い決意を持って紬ちゃんとくっついてほしいもんだがまあそれは恐らく無理か‥‥‥‥‥(まだ3話なのに諦めんじゃねぇ)
④マイナー
愛のことば
アルバム『ハチミツ』に収録。2014年にドラマ主題歌に起用され、リミックスバージョンが配信されたことも、ファンにとっては記憶に新しい。『優しい・不思議』といった印象と対を成す、スピッツのもう一つの側面『生と死』の香りがほんのりと漂う幻想的なナンバーである。個人的には2番の歌詞が終わった後にさらに広がっていくような音の展開がすごく好き。
⑤もはや通レベル
ハチミツ
これを知ってる奴ぁ『この記事読むなお前はもう立派なスピッツフリークじゃ』ってぐらいのレベルです。どうぞ自信を持ってZ世代にスピッツを布教してください。
アルバム『ハチミツ』のタイトルにもなったリードナンバー。とにかくこのMVに出てるメンバーがかわいい。貴様らアイドルか?というぐらいキラキラしてる。『あのキラキラの方へ登ってく』のキラキラって君らのことか?ってぐらいキラキラしてる。初期のパンクロック志望だったスピッツの片鱗が欠片も感じられないぐらいのキャピキャピっぷりです。
というわけで、ガチで選んだら実に5分の3がアルバム『ハチミツ』に集結するという驚きの結果となりました。ハチミツはこの他にも『涙がキラリ☆』『歩き出せ、クローバー』『あじさい通り』などの傑作が収録されていて、思わずこんなに良いアルバムだったっけ!?とファンも再認識するぐらいの良版となっております。
もちろん、既にドラマ内で起用された『楓』や『魔法のコトバ』なども、言わずもがなの超名曲。こんなに今風な令和の恋愛ドラマにスピッツが紛れ込んでも全く浮かない・色褪せないというところに、私も驚きを隠せずにいます。やっぱりすげぇや、スピッツ。
一体これから先、silentはどんな展開になっていくのか?そしてそこにスピッツがどのように絡んでいくのか。心待ちにしながら、silentを見続けようと思います。ではでは。
おしまい。
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