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クリーニング・ハート2

↑第一弾。基本。


ドラゴンフォースかけながら掃除すると手の動きが目に見えないほどの速弾きになりタイム爆上がり。いつもまとわりついてねこム(見守る?)する小次郎🐈も大興奮。瞳孔開いて目がまっ黒。


今日はなんというか、ハートの位置がピタリと元に戻った感覚があった。
なんでかふとこれ↓を聴いて。懐かしいけど。



まこと作業は面白き。♪ハイホーハイホー仕事がすき❤️
今日の午前中はいつものゴミ出し・片付け・洗濯・床拭きに加え、

⭐︎小次郎が乗るので壊れかけてる私の衣料シェルフの修理。2×2×1mくらい、組み立て式。
⭐︎衣替え(秋冬のものをすぐ着られるよう整理)
⭐︎全室窓ガラス拭き
⭐︎ベランダ床に溜まってしまうエアコン排水の定期かっぱぎ
⭐︎カーテン洗濯

そりゃドラゴンフォースも活きるってものよ。


溺死するほどの汗を拭き拭きたまに塩をぺろり。水を飲み飲み終えると12時5分前だった。
本職の時はいつも時間超過してたものだが離職してウデが上がるたあどういうこった。
これはひとえにションベンライダー🐈小次郎がいてくれるからだと思う。


毎日あちこちで気を許したスキにやらかし、狭い2LDKの全てを縦横無尽に荒らし回る破壊王・小次郎。
金銭的にも余裕ができてきたからそろそろ手術だが(私の逡巡もあった。人間って勝手だわ、同じこと人にしたらとんでもないじゃない?と切なくて。だがご近所もあるし、もうしのごの言ってられない)、この子がこうして汚して壊してくれるからこそ毎日気を引き締め、創意工夫してくることができた。それが楽しくて、面白くてたまらない。


昨日、私のシェルフを小次郎が壊しちゃうのをT兄に話すと、
「針でも立てるか?」
それじゃ害鳥よけ。



脚立(小林さんという名前。T兄が昔どこかの現場で使っていたものだが、なぜか「小林」と書いてある)の上でシェルフを片付けながらどうしたものか考えてると、ひらめいた。
(あいつはここで寝るの好きなんだ。じゃ居心地よくしてやればいい)
と、普通に修理して歩いたり寝たりしやすくした。
その特等席で、いま少年猫はスヤスヤ眠っている。長い脚を伸ばして気持ちよさそうに。小次郎さん、ピンクの肉球がまる見えですよ?

邪魔ならなんでも排除という考えを、私がことに慕っていた若干名の先輩がただけはしなかった(特に技能も優れて心優しく、地位も高かった三人の女性。皆それぞれ、全体でも一番大変な業務を担当されていた)。
それを言ったら一番下っぱでアタマの障害もちの私そのものが排除対象となろうに、彼女たちはそれをせず私を活かしてくれた。私の清掃作業は今でも彼女たちの教えを実践すること、彼女たちと万物への愛と感謝の踊りのこと。毎日同じことの繰り返しであろうはずがない。


だから虫も好きになった。彼女たちは駆除しなければならないとていわゆる害虫さえ思いやっていたから。「『あの子たち』は何にも悪いことしてないんだけどね…」と。
スズメバチ、蝿、ごきぶり、カラスも友のように思う。
敬意をもって接すれば彼らは悪さをするどころか、助けてくれる。美と的確さを見せてくれる。有史以前からそうしてきてくれていることを教えてくれる。上も下もなく一緒にやってきてともに巡ってきたこと、違う世界で生きてるように見えて密接に関わっていることを。

いまは、
一番身近にいる厄介で可愛い猫が一番の先生。
一番身近にいる厄介で可愛い男性が一番の先生。
理由なんかいいわ。好きだから。

その中でいつもげんきで笑っていることは、以前は無理だと思っていた。
出来るようになると、「ああ、こうすればいいのね」と分かる。詰まりかけると即座に何かが起こって、まるでサーチライトのように
「こっちこっち❗️」
と誘導してくれる。


作業の合間に大きく呼吸すると内側から、「帆を張れ」と声がする(命令口調はトカゲだ)。背筋を伸ばせ、姿勢を正せ、力むな、慌てるなという意味だ。
作業の合間に「上」と声がする。窓の外を見上げる。
太平洋上のような夏空に、秋の綿雲がある。なんてきれい。今日は白露だったんだ。
全天の巨大な顔は優しく笑う。「笑って。楽しんで」。
ああ、そうだった。これは義務じゃない。好きでやってるんだわ。私はほほえむ。戦ってなんていないんだもの。
後ろから声。「塩を少し口に入れて水を飲みなさい」。あ、いけない。熱中症になっちゃう。美味しい水を飲んで深く息をつく。
「課題は何?」声が訊く。私は答える。「手元足元をふさいでしまうくせ」。かれ…私と一体化したトカゲは、笑う。
「分かってんだからやってみな。もうお前は出来る。もっと笑えよ。何も決めつけんなよ?いいな?」

そういえばそう。

「厄介」だって!逆かもよ?当の私が厄介かもじゃない?

私は笑い、ちょっと踊ってまた取り掛かる。左手、右手、同時、下がってすり抜け、回転してくせを直して。
「ブリッジした方がいいなお前。後ろだけは硬いだろ?」
あとでね、は、言わない。すぐやりたくなるから。楽しくてたまらないから。
もうおなかぺこぺこ❗️お昼ごひんつーくろっと‼️

残り物ポテサラとトマトのサンドウィッチ、見切り品のエシャロット
残り物トマトとスライスチーズでカプレーゼもどき。
エビアンの中身は汲み置き水道水。
昨日のつまみ。冷やし中華の錦糸玉子のあまりで茗荷を巻いた。題して
「かぐや姫殺人事件」。案外、甘味とあの薬味が私的にはマッチだった。
「お義母さんからの小包📦をイオが空けたから、ぼくさっそく入ることにしましたよ」
「かかったな小次郎?確保‼️😁」

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