「ドラッカーの365の金言」、1月2日は「重要なことは「すでに起こった未来」を確認することである。定年退職した年金生活者であれば、なおさらこの金言は残りの人生を生きる上で重要である。
今日のアクションプラン
年金で生活し健康的で文化的な残りの人生を送るために「すでに起こった未来」を、まずは書き出してみよう。
アップルのスティーブ・ジョブズやSONYの井深大さんのようないわゆる天才とは違い、私のような凡人が未来を予測し、変化を自ら作り出すのは不可能である。ただ変化を予測し、その先頭に立つための唯一有効な方法は、「すでに起こった未来」を洗い出し、それに対処することである。
このビジネスの世界の黄金律は人生を生きる上でも欠かせない。年金生活となって4年目の今年、この黄金律を残りの人生を健康的で文化的に送るために使ってみたいと思う。
今回はそのために、「すでに起こった未来」をまずは書き出してみる。
生活全般
気候変動による地球環境の変化→沸騰化で7月、8月、9月は不要不休の外出は禁止。エアコンこ部屋で過ごしたいが、円安により電気代が高騰。
真摯さの無いリーダーにより国の崩壊が加速度的に進んだ。安全第一の自動車業界でさえ平気で検査不正が行われ、本来健康になるための機能性食品で健康被害が起き、死人まで出た。
少子高齢化がますます進む→高齢者ばかりの国となる
人手不足→高齢者でも出来るアルバイト・パートの単純作業ならある
1人当たり購買力平価GNIは日本は36位と、とても貧しい国である→働いている人の賃金は増えないどころか物価上昇に追いつかず実質賃金は下がり続ける。当然、年金は増えず生活は苦しくなる一方である
円安が進む→インバウンドの収入重視で、国内観光地のホテル代や飲食費が高く、国内旅行だけでなく海外旅行にも行けない
テレビは高齢者をターゲットにしたCMやショッピング番組ばかりである→騙されてはいけない。特に機能性食品のCM
大型ショッピングセンターが多数出来たが、どこも同じ店(ユニクロ、無印、ABCマート、スタバ、タリーズ、マクドナルドなどのチェーン店ばかり)で特徴がない。そのため平日は閑散として閑古鳥が鳴いている。(横浜市のみなとみらい地区とか、そのため人寄せのイベントが必須)
商店街がシャッター通りとなった。(横浜市の弘明寺商店街とか今でも活気のある商店街はあるが)
健康
高齢者をターゲットにした料金設定のスポーツクラブが多数ある(平日昼間は高齢者ばかり)
NHKのテレビ体操をはじめ、Youtubeなどで無料で出来る自宅トレーニングの動画が多数
ヨガ、ピラティス(体幹強化)、エアロビ、体操、筋トレなどの無料動画が多数
市役所・区役所などで高齢者用の仲間づくりのためのサークル、講座、ボランティアなどが用意されている
テレビを見るとバカになる。時間の無駄、人生の無駄である
新聞は高齢者向けの女性週刊誌となってしまった。個別のお涙頂戴物語記事ばかりで、なんとジャーナリズムの精神を忘れ楽な仕事していることか。テレビ同様、新聞読むのは時間の無駄、人生の無駄である。
文化
図書館に行けば本は読めるし、一人用の勉強スペースもある(ここも平日は高齢者ばかり)
海外の有名大学(YaleやHarvard)の無料コースが多数
少し高いがカルチャーセンターで好きな科目を学べる
低料金の放送大学で多くの科目を学べる
NHKに教養番組が多数(言語、短歌、俳句、将棋、囲碁、料理などなど)
クラシックのコンサートは高齢者ばかりである