#259 ファスティング後半の日記
前日、こんな記事を書いたので、その続きになります。
3日目の朝は、喉の渇きとともに目覚めます。
寝る前にベッドサイドに水を置いておくつもりが、すっかり忘れていました。布団から出たくなかったけど、エイヤと起きてキッチンで水一杯。そしてミントティー一杯を。
お腹は空かないけれど、次に飲む一杯には塩味が欲しくなり、ヒマラヤンブラックソルトを少し入れたお湯を飲みます。
酸化することが老化ということであれば(雑な言い方ですね)、酸化の反対は還元。ヒマラヤンブラックソルトはとんでもない硫黄臭がしますが還元力が高いので、アンチエイジングが期待できます。いや、そのはずです。
さらにもう一杯ミントティー。やっぱり水分しか摂れないとなると、飲めるものですね~(あたりまえか)
なんだか顔の色つやがよくなった気がします。
今朝はどんよりとした曇りなのでだらだらを決めこんでいました。夫は「ミルク買ってくる」と出掛けてしまったので、本当にだらだらしてたんです。
そこに今回も痛感した、
「低血糖は突然やってくる」という現象。
午後一時近くになって「なんか具合悪い」と自覚します。階下へ行く途中、すぐに飴を口に入れなきゃというくらい血糖が下がったのがわかりました。
大急ぎでニンジン、リンゴ、グレープフルーツのジュースをスロージューサーへ。作っている間、指先の震えこそないものの、ホットフラッシュのような汗を感じました。「やばいやばい、急げ~」って感じで、急にテキパキと動きます。覚醒している限り新陳代謝があるのでカロリー摂取が必要。お腹が空くまで待つのは危険でした。
具合の悪さはジュースを二杯飲み終える頃には少し楽になりました。とはいえ万全の調子が戻ってきたのは、横になってお昼寝をした後です。
逆に言えば、ジュースに糖分はあるとはいえ、砂糖のようにサッと血糖値を上げるものではないことが確認できました。
こんなだらだらや昼寝ができることに感謝が湧きます。つくづく、ファスティングの条件は強い意志や努力というより、これが許される境遇であることが最初だと思いました。
夫がシーバスの卵を買ってきてくれたので、食べないけれど下ごしらえをすることに。塩を強めに茹でて、ニンニク、生姜、チリと一緒にオリーブオイル漬けにしました。見た目はタラコ。単なる思いつきなので美味しいことを願って…
午後4時に二度目のジュース二杯を作りました。ニンジン、リンゴ、グループフルーツを昨日の半量、生姜と、割合を変えて味変を楽しみます。
二杯目は、夕食時に夫と一緒に食卓に着いて飲みました。夫が作ったビーフシチューの調味料を入れる前がスープのような状態だったので、茶漉しで100cc弱の汁をもらい、一緒にいただきました。ゆっくりゆっくり味わって。
太字で書いたものが、ここまで3日目に飲んだものです。ちなみに器の容量で計算してみると1,940ccということになります。
めちゃくちゃ飲んだと思ったのに、2ℓ の壁は厚いものですね。
この日の反省点は昼食時にジュースを摂らず、低血糖になるまで待ってしまったこと。
もうひとつは頭が冴えて調子もよかったので、結局午前1時まで夜更かしをしてしまったこと。これはお昼寝をしたせいでもあるのですが、ファスティング中は眠れなくても夜は体を横にすべきでした。翌日できた目の下のクマで、そう思い知ることになります。
開けて4日目。
ファスティングから解放される日ですが、体に入れるものは『回復食』と呼ばれ、消化器官に急な負荷をかけないようにゆっくりと固形物に移行させる食事を心がけます。
朝は水を一杯に続き、ハーブティー一杯。
その後も菊芋パウダー+ヒマラヤンソルト湯を一杯。
柔らかめに炊いたご飯を卵一個分ほどの量でお粥。昨日オリーブオイルに漬けたタラコもどきが気になって仕方ないので親指の爪くらいの量を一緒に食べました。
「ああ、美味しい~!」
普段の自分からすると信じられないような少量のご飯で腹8分目どころか満腹です。
昼食時になったので、卵一個分ほどのご飯を海苔でサンドイッチにして、
夫とともに食卓に着き、厳かにいただきました。
回復食の理想はまだお粥なのでしょうが、米粒があることで意識してゆっくり咀嚼できました。
「すっごく美味しい~!」
またしても満腹です。こんなにまで胃が小さくなった感覚、何度やっても驚きです。
午後は夫と元気にスーパーマーケットへ。そこにいつもは置いてない大根があったので、帰宅早々、梅流しにして結構な量の大根と煮汁をいただきました。(梅流しで検索すると詳しい作り方と食べ方が出てきます)
梅干しはなく、プラム(スモモみたいに大きい)を漬けたのが今年の我が家の梅干し代用品なのですが、言われなければわからないくらい美味しい梅流しでした。
夕食時はまだお腹が空いていなかったので、まあ形だけ、と食卓で梅流しの大根二切れ、タラコもどきを爪くらいの量とイタリア生ハムを味見程度いただきましたが、夫がディナー一皿を食べきるよりも時間をかけて咀嚼しました。
口にしたのはほんの少量ずつでしたが、なぜか断食中、とてもたんぱく質が恋しかったので、自分に許しました。
3日間固形物を食べないでいると、何を食べても感動する美味しさです。それだけ味覚が繊細になっているのですね。もう誰に言われなるまでもなく、『これほど食材を堪能できて少量で満たされる状態』をキープしたくなります。
3日間食べなかった努力をムダにしないよう、体に入れるものはもっと吟味して自分を大事にしようと思えるのです。
これからはできるだけ素材の良いものを手作りし、少量を心がけます。
以上が今週末のファスティング日記でした。
以前やった時の記録があります。ファスティング明けの朝、低血糖に見舞われています。
この時は『食べられない』ことが息子の性格をイライラでトゲトゲにしていたようで、今読むと可笑しいです。
また、コーヒーのカフェインとファスティング中の頭痛について独自の考察をしました。
現在はコーヒーはカフェインレスのものしか飲まないのですが、今回も頭痛は全くありませんでした。
ファスティングは終了後にどう新習慣を始めるかがなによりも大切だと思っています。以前のファスティングを終えた際に自分にこんなことを誓っていました。
今回終わってみて強く思うのは、
「せっかく小さくなってる胃をもとに戻したくない」ということです。
果たして2025年は『小食なオンナ』になれるでしょうか‥‥
今回嬉しかったことは、noteに投稿したおかげで、知らなかった『ハーブファスティング』のことを教えていただけたことです。
にゃむさんが影響され、すぐご自分も実行に移されたという記事です。
東のテツさんの体験談にグッときます。その経験から、一人でも多くの方がより良き人生を送れるようにというテツさんの熱量が文章から伝わってくるのです。
読まないと損です。
そしてこの方、綺麗道さんにも辿り着きました。
綺麗道さんご本人がどんなものを飲んでファスティングされたかを、美しい写真とともに紹介くださってるのでイメージが湧きやすいです。
綺麗道さんのキャッチコピー『十年先もおブスと無縁』がたまらなくいい。新潟から土地の魅力、人生観、発酵食や薬膳、四柱推命体質鑑定などなど(まだまだあって書ききれないのです)発信されていて、そのパワフルさに圧倒されました。
お二人とも、魅力あふれる記事満載!
ファスティングをやる方とはきっと気が合うと思うのです。記事が面白くてずっと読んでいたい!
まだまだファスティングが好きという方々、この指と~まれ✨