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「写ルンです」とモロッコを旅する
平成最後の日である今日、わたしはなにをするでもなく家でごろごろしていたのだけど、途中で思い立って「でもまあ令和まで持ち越すのもやだな」という事項を片付けることにしました。
今日は特別なことはしないけど令和に持ち越したくないことを片付ける日にしよう。
— 眞野いるか (@mizuirono_kuni) April 30, 2019
メガネのつるを直してもらい、フィルムカメラを現像し、図書館に本を返し、ついでにドーナツを食べる
というわけでなんとなーくモロッコに持って行ってみたものの仕組みがよくわからず放置していた「写ルンです」を現像してみたのですよ。
そしたら、予想外によかったのでみなさんにもぜひ見てほしいのです......!
*
バスの窓から。
モロッコは観光地が点在しているのでバスで一日中移動していました。もはやバスの中が本番レベル。
車窓から流れて行くアラビア語の看板をずっとながめていました。
わたしがモロッコに行ってみたかった理由のひとつが、「シャウエン」という街の存在です。宗教的意味合いや虫除けのため等理由は諸説あるようなのですが、街全体が青い、美しい街なのです。
見下ろしてもうっすらとほの青いのがわかります。
「自分を撮れ!」と言うシャウエンの住人と思しきおじさん。
どこまで行っても水色、水色、水色......。
そんな中で色とりどりのスカーフや絨毯が目にあざやかです。
シャウエンには猫がいっぱいいて、しかも人のそばに来てポーズをとってくれます。水色の街によく映えて物語の世界のようです。しかしわたし、猫が動くのを恐れるあまり指が入ったり近くの人が映り込んだりしているぞ......。
オレンジはモロッコの有力な生産物らしく、1日1回はオレンジを食べていた気がします。
かわいい壁......。
ところどころに土産物屋なのか現地の人向けか、コンビニのようなお店もあります。
所変わってモロッコの京都ともいうべき街、古都フェズへ。
14世紀の神学校ブー・イナニア・マドラサ。
だれかが見切れている......。
ちなみに、iphone +Foodieというアプリで撮ったものと比較すると、こんなかんじです。
青の街シャウエン pic.twitter.com/nlcuYqLBnu
— 眞野いるか (@mizuirono_kuni) March 23, 2019
この青は虫除けのためらしい。かつてはキリスト教徒禁制だった秘境.......。物語の世界のよう。そして猫がわらわらいる。 pic.twitter.com/ymVibWjap5
— 眞野いるか (@mizuirono_kuni) March 23, 2019
街自体が世界遺産、モロッコの京都とも言うべき街、フェズ。
— 眞野いるか (@mizuirono_kuni) March 29, 2019
14世紀の神学校ブー・イナニア・マドラサは贅沢なゼリージュ(タイル細工)使いが美しい。 pic.twitter.com/tNyshysOwx
なんというか、iphoneのほうが色鮮やかではあるんだけど「写ルンです」のほうが旅情があるような気がする。
子供の頃、「写ルンですしか選択肢がなかった」頃を除くと初めて使ってみたけど、フィルムカメラって楽しいな、と思った眞野でした。
*
そして実はもう一つ「写ルンです」があるので(しかし使い切っていないので現像できなかった)、GW中に使い切ってから現像しようと思います。
【追記】
現像しました🌸
以上の写真はすべて「みんなのフォトギャラリー」で共有してみたので、もしよろしければ使っていただけると眞野がたいへん喜びます。
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