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友だちに恋愛相談するように、気軽に食の悩みを相談できる「栄養指導」のかたち

なつみさんとにかく話していると癒されます。いつもやさしい笑顔でほほえんで、少しおっとり・しっとりした話しかたをする人。

なつみさんと話していると、時間がゆっくり流れているような、贅沢な感覚になります。結局のところ、楽しい時間はあっという間に過ぎていくんですけどね……。

ということで、だいすきななつみさんにお話をきいて、他己紹介noteを書く予定だったのですが、なつみさんって管理栄養士さんなんですよ(唐突)!

今後は個人で管理栄養士の資格を活かしたサービスができないか考えているとのことで、モニターをさせてもらいました。なので、後半は体験記となります。

高校生のころからの夢をかなえて

知らなかったのですが、管理栄養士って国家資格なんだそうです。

専攻の大学をでると栄養士にはなれるんですが、それ以外に受験して合格したひとだけが「管理栄養士」になれます。

受験する大学によっては高校生のころに理系を選択しないといけないこともあるようで、ストレートに管理栄養士になろうとすると、早いと高校2年生ぐらいからその道に進もうと決めている必要があるんですね。

で、なつみさんは高校生のころから管理栄養士に興味があって、勉強して、国家資格受験して、見事合格し、新卒から管理栄養士として働き始めました。

学生時代に夢があって、それを仕事にできた人、ほんとうにすごいです。当たり前のように語られることが多いけれど、稀有な経験ですよね。誰にでも歩める道じゃないと思います。

やっぱり管理栄養士の仕事がすき

新卒で病院勤務を経験し、思ってたのとちがう!という経験をしたというなつみさん。

「思っていたよりも事務仕事が多くて。もっと人に寄り添った仕事がしたいなと思うようになりました。」

その後転職されて、食品衛生指導のお仕事を開始。この仕事は、できていないところを直してもらえるように指導するのがお仕事だったそう。

「食品衛生指導のお仕事をしてみて、私は人の悪いところやできていないところを見つけるのではなく、もっとその人のよいところに目を向けたいなと感じていました。」

そんなことを思っていたときに、前の会社で知り合った先輩に、介護施設での勤務を紹介され、管理栄養士としての仕事を再開。

産育休を経て移動し、介護士の仕事も経験されていますが、やっぱり管理栄養士としての仕事が好きで、今後はそこをもっとやっていきたいと思うようになっているのだそうです。

気軽に受けられる栄養指導のかたち

栄養指導って受けたことなかったし、正直受けようと思ったこともなかった。

「指導」っていわれると「食べ過ぎ!」とか「これは食べちゃダメ」「偏りすぎ!」とか、一方的に言われるイメージがあったのかもしれないな。

でもなつみさん曰く、もっと気軽に受けてもいいものみたいです。

「指導っていうと堅苦しい感じがしますよね。でも、ちょっとお茶しながら友だちに恋愛相談をするみたいな感覚で、気軽に食事の相談をしてもらえるといいなと思っています。」

そういってもらえるとすごく身近になる。

私も話を聞いている中で、どんどん相談したいことがでてきました。そして、実際にモニターとして栄養指導をしてもらうこと!

共感と的確なアドバイスで一緒に悩みを解決する

今回は、こちらの悩みについて栄養指導をしてもらいます。

・夫さんの体調管理
・子どもの偏食
・私の産後のポッコリおなか

いざ話していくと、事前に考えていた相談内容以外にも、聞きたいことがたくさん出てくる。なので、思いついたことをその都度聞いていったのですが、全部に答えてくれました…!すごい。

話していて思ったのですが、私がズボラな発言をしても全部一旦包み込んでくれるというか、共感してくれるんですよね。そのうえで無理のない範囲で、解決策やアドバイスをくれる

「栄養指導」と聞いたときのイメージとはちがって、私の性格とかライフスタイルを考慮してくれているのがわかり、これならできそうと思えました

産後のぽっこりおなか事情については、食事のスケジュールに問題があるとのこと。

どんな生活かというと…

朝:基本食べない
昼:あまり食べない
15時:やっとおなかがすいて初めてのごはん
18時:子どもの夕飯を食べさせて、その残りを食べる
21時:子ども寝かしつけてから謎の夜食
23時:就寝

なつみさんからのお言葉がこちら。

「いま、食べない時間が長すぎるせいで痩せられないのかもしれないですね。」

まさかの食べてないからやせない……。

食べない時間が長くなると、身体が一時的に飢餓状態みたいになって、食べたときに効率よく栄養を吸収しようとすることがあるんだそう(倹約遺伝子説)。

私の場合は昼間の食べない時間が長くて、夕方から寝る前にかけて集中して食べていることで、ぽっこりおなかを維持しているみたいです。

間食もほぼしないし、飲み物も基本は水かあったかいお茶。なのになんで太るの?と疑問だったのですが、この生活をしていたら当たり前みたいです。

「まずは、夕食をお子さんと一緒にがっつり食べちゃってください。お子さんの残りは追加で食べても大丈夫です。それよりも夜食をやめたほうが効果的です。夜食で食べた分がエネルギーとして使われずに蓄えられちゃっているので。

朝はおなかがすかないとのことですが、できればちょっとでもいいから食べたほうがいいですよ。脳みそも腸も動くので!無理にたくさん食べなくてもいいので、牛乳をコップ一杯、バナナだけ、おにぎりだけ、納豆ご飯だけとかで試してみてください!」

料理が得意ではない、できるなら作りたくないという私の性格を考慮して、「朝ごはんは食べたほうがいい、でも作る必要はないので簡単に口にできるものをとりあえず口にいれる」という的確かつ配慮のあるアドバイス。これならできる気がする。

あとは運動不足が根本的な原因でもあるので、1日5分でもいいからヨガなどの軽い運動をしたほうがよいとのこと。

PC作業は息が浅くなるので、腹式呼吸するだけでもいいとのことで、ズボラな私はまずは気づいたら腹式呼吸!ということだけでも取り入れることにしました。

まずは習慣を変えるところから

栄養指導を受けてからそろそろ1ヵ月経つのですが、アドバイス通りの生活リズムを継続中。

夜食をやめて、夕食をしっかりとる。朝起きたらすこしでもいいのでなにか食べる。これを1週間ぐらい続けたら、朝起きたらおなかが空くようになりました。

そして朝食べるとお昼ごろにもそれなりにおなかが空くようになり、お昼ご飯と夕食を食べることで、夜食の必要性がなくなりました。

まじですごい。まだ体重に増減はないのですが、これからが楽しみです。

習慣にするのが難しいじゃないですか、なにごとも。「こうしたほうがいいよ」って言われてできれば苦労しないんだけれど、理想を言われてもそのときは納得するけど、結局自分に合った方法じゃないと続けることができない

なつみさんの栄養指導は、その辺のバランスがしっかりとれていて、とても安心して受けることができたし、実際に生活習慣を変えることができました。

それ以外にも悩みにあわせてたくさんアドバイスもらったので、ひとつずつやっていきたいな。

もし栄養相談に興味があるという方がいたら、なつみさんまでぜひ連絡してみてください。すてきな時間と、寄り添いつつも的確なアドバイスを提供してくれます!

(なつみさん子育て中なので、たくさんDMもらいすぎたら回らないかもしれないので、そのあたりは要相談です!)

なつみ's SNS : Twitter note 

※このnoteは、自分のすきを大切に頑張る人にインタビューをする #他己紹介note 企画で書いた記事になります。今後も専用マガジンに不定期で追加していく予定なので、よければチェックしてみてください。


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きよみや みずほ(mizuho)
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