#SHEアワード のエントリーシートを公開します
年に1回行われるSHEアワード。今年は5部門にわかれています。
各部門ごとに5名(合計25名)がノミネートされ、その中から1名ずつ(合計5名)の受賞者が発表されます。
先日、受賞者以外のノミネート者20名が先んじて発表となりました。
そして、僭越ながら「ライフチェンジ部門」の1名としてノミネートしていただきました。
とてつもなくおどろしていますし、選んでもらえてとてつもなく喜んでいます(308名の中から選んでいただいたようです)。
そして、せっかくだから、提出したエントリーシートをわたし以外の方にも見えるように残しておこうと思いたち、このnoteを書きました。見出しが設問になってるよ。
SHEに入会した理由は?
転職エージェントの法人営業を約2年、採用担当を約5年経験し、2018年にフリーランスに転身。
しかし、フリーランスになった4ヶ月後に双子の妊娠が発覚しました。双子は早産でNICUに約2ヶ月間入院。病院通いが始まったこともあり、仕事と育児の両立は難しく、出産と同日に専業主婦になりました。
その後、運よく前職の社長から声をかけてもらい採用担当として仕事復帰は叶いましたが、仕事と家事育児の両立で慌ただしく、自分の時間はない状態が続いていきます。
そんなとき母に「誕生日に欲しいものはある?」と聞かれ、わたしは少し考えてから「子どものブランケットが欲しいな」と言いました。その返答を聞いた母は「それはあなたが欲しいものじゃないでしょ」と一言。
はっとしました。誕生日に欲しいものを聞かれても出てこない。「どこに行きたい?」には「子どもが楽しめる場所」。「どんな仕事がしたい?」には「育児との両立ができる仕事」。全部子どもが中心で、そこにわたしの気持ちはありませんでした。
わたしって何が好きなんだろう。何をしたいんだろう。モヤモヤした気持ちが止まらなくなり、どうにかしたいと考えていたときにSHElikesの存在を知り、「ここでなら何か見つかるかもしれない」。そう思って無料相談会の当日に入会を即決しました。
副業を含む現在のお仕事
フリーランスとして下記のお仕事をしています。
SHEに入会してからのご自身の変化
大きく変わったのは「ママとして」ではなく「わたしがやりたいこと」を自由に思い描けるようになったこと。それからやりたいことに向かって諦めずにチャレンジして、自分の人生を生きられるようになったことです。
その結果として、夫が単身赴任で双子育児と家事をワンオペでこなしつつ、採用担当の仕事をしながらもやりたいことをしっかり見つけ、スキル習得のためにSHElikes以外の養成講座にも通い、未経験職種へキャリアチェンジ。
フリーランスとして価値観や提供しているサービスに共感できる企業のお仕事を複数請け負いつつ、自身のキャリアカウンセリングサービスを立ち上げて提供を開始することができました。
いま、とても楽しくやりがいを感じながら働いています。
子どもが産まれてからは、やりたいことを聞かれても、好きなものを聞かれても、いきたい場所を聞かれても、全部子どもの顔が浮かんで、子どもを優先に物事を決めてきました。
その結果、自分が何をしたいのか、何が好きなのか、全くわからなくなっていたんです。
でも、いまはやりたいことがたくさん溢れてくる、好きなものがわかる、欲しいものがわかる。やりたいことがないんじゃない。自分の気持ちに蓋をして、置いてきぼりにしすぎたせいで、見えなくなっていただけでした。
やりたいことや自分の好きなことがわかってからも、子どもがいることでなかなか勉強が進まなかったり、新しい仕事を始めるときにうまくいかなかったり・・・過程でつまずくことはもちろんありました。前のわたしだったら、そこであきらめていたかもしれません。
でも、そんなときに悩みを相談できる仲間がいまのわたしにはいます。よいところをお互いに伝え合えて、できないところは補完し合い、新しいチャレンジを応援しあえる仲間ができたことで、言い訳せずにチャレンジし、つまずいた時には「どうしたらやれる?」と前向きにやれる方法を模索できるようになりました。
自分のやりたいことを大切にして、行動を積み重ねていけば、きっとこれからわたしは何にでもなれる。いまはそう信じています。
変化を起こすきっかけになったご経験
「これ!」という大きなきっかけはありません。小さな行動の積み重ねが、結果的に大きな変化につながったと感じています。
そんな日々の小さな積み重ねが、いまに繋がっています。
その中でも、わたしに一番きっかけをくれたのは仲間の存在でした。4期のシーママコミュニティのサポ隊になったことをきっかけに、たくさんのシーメイトさんと繋がれたことは、わたしの人生を大きく好転させました。
受講がうまく進まなかったり、子どもの体調不良や夫の単身赴任のことで悩んだり・・・自分のサービスを立ち上げる時にもたくさん悩みましたが、どんな時も話を聞いてくれて、力を貸してくれました。
お互いに励まし合い、応援しあえる仲間ができたことは本当に大きな変化であり、わたしに様々なきっかけをくれています。
ぶつかった壁と、それを乗り越えた方法
新しいことを始めるたびに壁にぶつかっていました。でも、しっかりと着実に乗り越えてきた。これがいま少しづつ自信につながっています。
何度も壁にぶつかりましたが、乗り越えられたのは、わたしが「一人ではなかったから」です。
やりたいことが見つからないと思っていたときは、コーチングでコーチに問いをもらったり、一緒になったシーメイトさんに「まずは気になるコースのlesson1だけ見てみるのがおすすめだよ」など具体的なアドバイスをもらいました。
ライターコースを最後まで受講し、コンペに応募して受賞することができたのは、SNSの進捗にいいねをくれたシーメイトさんや、提出した課題に素敵なフィードバックをくれたTAさんがいたからです。
やりたいことがライターじゃないかもしれない。迷走したときもコーチングで気持ちを整理して、軌道修正ができました。イベントに登壇している方の話から、自分の「やりたいこと」や「すきなこと」を探すヒントをもらったこともあります。
やりたいことが明確になったけれど、「どうやればいいのかわからない」「仕事をしていく中での自分の強みがわからない」と悩んでいたとき。子どもの体調不良や夫の単身赴任決定で自分の立ち上げたサービス提供がうまくいかないとき。シーメイトさんと壁打ちをしたことが突破のきっかけになったり、SNSでくれたコメントやアドバイスで乗り越えられたこともありました。
たくさんの人に支えられてここまでやってきて、実感したことがあります。
SHElikesに入会してから、自分にはないと思っていた強みをたくさん見つけることができました。でも、それと同じぐらい、苦手なこともたくさんあって、弱いところもたくさんある。そんな自分のネガティブな部分もしっかりと受け止められるようになりました。
一人でできることは少ないかもしれない。でも、みんなでやればもっと可能性が広がる。自分だけではなし得ないことを実現することができる。いまは強くそう思っています。
自分自身に、SHEに入会してから今日までの頑張りをふまえて、かけたい言葉
入会した当時は「入会金を払って何にも変われなかったらどうしよう」と不安な気持ちがありました。でも、この選択を正解にしていこう、絶対に変われる、変わるために一つずつ積み上げると自分と約束して頑張ってきました。
変われたのはちゃんと積み上げたから。そして一人で全てやろうとせずにSHElikesというサービスや出会った人たちに頼ることができたおかげ。
本当にたくさんの人への感謝が溜まっているので、ここからはその感謝をちゃんと返していこうね。
次なる新たな目標と、どのようにその目標を叶えていきたいか
入会した当初わたしは、自分が何をしたいのか、何が好きなのか、何ができるのか、全部わかりませんでした。子どものことだとすぐに答えられるのに、自分のことは全く答えられなかったんです。
正直いまでも「この職種になりたい」といった具体的な目標は見つかっていません。
でも、目指したい方向性だけはしっかりしています。そして、職種がなんであれ、その理想の実現につながっていると実感できさえすれば、頑張れると自分を信じることができています。
自信が持てるようになったのは、たくさんの人に支えられて、助けてもらって、背中を押してもらったことで行動を積み上げてこられたからで、その感謝をこれからの人生でたくさん返していきたいです。
抽象的かもしれないけれど、いまのわたしの目標はこれです。
この目標を達成するために、まずは新しく自分のサービスとしてコミュニティを立ち上げます(2023年3月1日開始済み)。
自分の気持ちに蓋をして、見失ってしまった入会当初のわたしのような人たちに対して「大丈夫だよ」って「いまからでも始められるよ」って伝え続けていきたい。
そして、コミュニティの中で自然と「自分自身との対話」「周囲の人たちとの対話」が生まれ、「自分らしさ」を知り、「自分の気持ち」に気づき、「自分の可能性を信じられる」、そんな場所を作ります。
「もっとそれぞれが自分らしく、可能性を信じて生きられる社会を作る」小さくても一つずつやっていきます。
最後に
2022年のSHEアワードを見たとき、このイベントはどこか他人事で。すごい人がすごいことを話しているように聞こえていました。
でも、今年はこのイベントをちゃんと自分ごとにして、エントリーシートを書こうと思えた。そして一緒にエントリーシートを書こうと頑張れる仲間がいた。それが大きな変化だったなと思います。
いつでも自分の可能性を閉ざしてしまうのは自分で、そしていつからでも自分の力で可能性を開いていけるのだと実感した。
だからこそ伝えたいです。
わたしができたのだから、きっとできると信じています。
そんなことを伝えたくて、新しくコミュニティを立ち上げました。エントリーシートを書いたときは「コミュニティを立ち上げます」と書いていたのですが、3月に入り実際にnoteのメンバーシップでコミュニティ運営を開始しています。
▼コミュニティはこちら▼
どんなものなのか、詳しくは別のnoteに書いていますので、もしよければこちらも覗いてみてください^^
▼コミュニティの詳細はこちら▼
そして、いまの自分に必要だと感じてくれた方がいたらぜひメンバーになっていただけると嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。引き続きどうぞよろしくお願いします。