【水鳥の歌と生活】2024年9月1日日曜〜9月7日土曜
九月一日日曜
六時過ぎに起床。体調は悪化もしていないが回復しているわけでもない。
radikoで「オードリーのオールナイトニッポン」を聴きながら朝の支度をし、風邪薬を飲んで出勤する。
一週間の日記をnoteに投稿する。
仕事のBGMはBrian Wilson『I Just Wasn't Made For These Times』にする。
夜まで仕事をして夕食は家に帰る途中にセブンイレブンで買った大盛ペペロンチーノを食べる。食欲は落ちていないのでここで存分に栄養を摂っておく。
風邪薬を飲み二十一時頃に就寝。
九月二日月曜
六時過ぎに起床。少し体が軽くなったような感覚がある。喉は相変わらず荒れている。
Podcastで「髭男爵山田ルイ53世のルネッサンスラジオ」を聴きながら朝の支度をする。
仕事のBGMはLos Bitchos『Talkie Talkie』にする。
午前中だけ仕事をして午後は休むことにする。とはいえ洗濯だけはしようとコインランドリーへ。待ち時間に貝麺みかわで冷やし貝ラーメン味玉付きを食べて、ミスタードーナツに行きマンゴー&ホイップとアイスコーヒーを注文して山城千佳惠子『檀一雄の従軍日記を読む』を読む。
その後職場を何をするわけでもなく過ごし、夕食は家でセブンイレブンで買った参鶏湯風スープご飯を食べ、KAGOMEの野菜ジュースを飲む。
風邪薬を飲み二十時過ぎに就寝。
九月三日火曜
六時過ぎに起床。体はだいぶ軽くなった。あとは咳と痰が無くなれば完治だ。
radikoで「伊集院光 深夜の馬鹿力」「空気階段の踊り場」を聴きながら朝の支度をする。
仕事のBGMはThe Beach Boys『Pet Sounds』にする。
夕食は職場でレトルトのカレーを食べる。
二十三時頃に就寝。
九月四日水曜
六時過ぎに起床。相変わらず咳と痰だけは無くならない。元来喉を傷めると引きずりやすい体質なのだ。いつも、このまま声が戻らないのではないかという不安にとらわれる。私は子供の頃ひどいアレルギー性鼻炎で、小学生ですでに朝起きると痰が喉を塞いでいた。ポケットティッシュも手放せなかった。その頃によく「もう鼻が通っている状態の自分が思い出せないな」と考えていたのだ。その後大学進学のために県外に出るとアレルギー性鼻炎はすっかり出なくなってしまった。鼻が通る状態に戻ったわけだが、そうなるとそれが当たり前になってしまってかつての感傷を思い出すこともほとんど無くなった。思い出すのはこのように鼻や喉を傷めた時だ。懐かしいとかではなく、ただ早く元に戻れと願うばかり。
radikoで「爆笑問題カーボーイ」を聴きながら朝の支度をする。
出勤前にマクドナルドへ。クーポンを使ってマックグリドルベーコンエッグ、ハッシュポテト、ミルクのセットを注文する。
仕事のBGMはBrian Wilson『SMiLE』にする。
咳と痰が続くのでドラッグストアで抗原検査キットを購入し検査する。結果は陰性。ただ症状が出たのは先週の土曜なので五日ほど経っていて、すでに体内のウイルスは去ったのかそれとも元々居なかったのかは分からない。
夜はセブンイレブンで買い物をして家で晩酌をする。ゴーヤチャンプルー、チキン南蛮を食べて、キリンビール秋味500ml缶一本を飲む。さらにミックスナッツを食べながらRICARDの水割りをグラス一杯飲む。
飲みながらYouTubeでDOMMUNEの配信「<聴く超名作映画>町山智浩の『映画百物語』第四巻」を見る。町山智浩、水道橋博士、コトブキツカサの三人が語る北野武映画が滅法おもしろい。ただし恥ずかしながら私は北野武映画をほとんど見たことが無いのだ。そもそも映画自体をあまり見てきていない。見れば大抵おもしろいと思うので映画が嫌いだというわけでは決して無い。おそらく私にとっては読書の方が安価で気安い娯楽だったのだろう。しかし名作と言われる映画を端から見ていってみたいとはずっと思っている。北野映画もひとつずつ見ていってみたいのだが、サブスクリプションサービスに入っていないのでハードルが高いのだ。
二十三時頃に就寝。
九月五日木曜
七時過ぎに起床。radikoで「山里亮太の不毛な議論」を聴きながら朝の支度をする。
仕事にかかわる作業をするためにコメダ珈琲店へ。たっぷりサイズのコメダブレンドコーヒーとモーニングを注文。モーニングは山食パンにバター、手作りたまごペースト。まずはモーニングを食べながら山城千佳惠子『檀一雄の従軍日記を読む』を読む。
noteに檀一雄全集第一巻収録「美しき魂の告白」の感想を投稿する。
正午まで作業をしてコメダ珈琲店を出る。
佐久市のスエトシ牧場へ。ミーアキャットの子供やハナグマ、ロバ、ヤギ、子犬、豚などと戯れる。ハナグマが非常に人懐こく、撫でていたらひっくり返ってお腹を見せてきたのでさらにしばらく撫でていると、胃が揺れ過ぎたのか吐いてしまう。それでも人間に文句も言わずに自分で吐いたものをまた食べていた。ここまで穏やかというか人間に優しい動物を見ると可愛いというより切なくなってしまう。
一度家に帰り、歩いていける中華料理屋へ。ニラレバとかに玉を食べて、生ビールをジョッキ一杯、アサヒスーパードライの中瓶を二本飲む。かに玉は初めて頼んでみたのだが、多めの油を含ませながらクルクル回して焼いた感じがデニッシュ生地のようで、それを薄く剥がしていきながら食べるのが酒のつまみとして優秀で、たっぷりの餡も含めて美味しかった。また頼もう。飲みながら山城千佳惠子『檀一雄の従軍日記を読む』を読む。
早めに飲み始めたこともありこのまま帰るのはもったいない気分になり、付近にあるスナックへ。半年に一度くらい入る店で、居合わせた人と談笑したりカラオケを歌って楽しむ。日付が変わって閉店になり、水を飲みながら歩いて帰る。
一時過ぎに就寝。
九月六日金曜
七時過ぎに起床。radikoで「おぎやはぎのメガネびいき」を聴きながら朝の支度をする。
仕事のBGMはThe Byrds『Younger Than Yesterday』にする。
寝不足なので仕事の合間に寝て過ごす。
夕食はPodcastで「アンガールズのジャンピン」「トムブラウンのニッポン放送圧縮計画」を聴きながら職場で冷凍うどんに明太子パスタのソースを絡めて食べる。
夕食後何となく帰らずに職場でだらだらと過ごす。あとはもう寝るだけ、という時間になってようやく帰り二十三時過ぎに就寝。
九月七日土曜
六時過ぎに起床。radikoで「バナナマンのバナナムーンGold」を聴きながら朝の支度をする。
仕事のBGMはSérgio Mendes『Classics Box (Original Songs)』にする。ボサノヴァに詳しくない私でも名前を知っているミュージシャンだが、コロナウィルス感染から続いていた後遺症により亡くなったことをSNSで知り改めて聴いてみることにする。
仕事の隙間を狙って少しだけ外を歩く。夏の名残のように晴れているが遠く市街の方が暗くけぶっている。夕方にはこの辺りも雨になるかもしれないと思いながら歩く。
その通り夕方にざっと雨が降る。ちょうど職場から車で家に帰る途中なので場所によって雨脚が強まったり弱まったりするのが分かる。大きくはない雨雲なのだろう。
夜は近所の焼き鳥屋で兄家族と飲む。兄家族はコロナウイルスの流行から実家に顔を見せることが無くなり会うのは三年ぶりだ。甥っ子たちが少年から青年になっている。兄の転勤に伴い向こう三年はインドネシアに住むのだという。少年の頃にはブラジルに住んでいたこともある。あちこちと大変そうだが羨ましい人生でもある。いろいろなものを見ていろいろなことを経験してほしい。
寝る前に、体調を崩したこともあってこの一週間全く短歌も俳句も書いていないことに気づく。人生が順調な時よりも停滞している時の方がよく短歌を書くが、体調が悪いということはまた別のことで、そんな時には書きたい気持ちにならないらしい。
嘘になるだろうと思う体力の無い日に歌は浮かばなかった
二十三時過ぎに就寝。