朝ごはんの味がしない
毎朝の起床から出勤までの限られた時間。
できる限り睡眠時間を確保したくてギリギリまで寝てしまうものだから、いつも時間に追われてしまう。
起きたらまず歯を磨いて、シャワーを浴びたらささっと朝ごはんを食べて家を出る。
朝ごはんはコンビニのおにぎり2つ。前日の帰りに買っておいたものを食べる。
きっと最初は美味しいと感じていたんだろうけど、いつの間にか味を感じなくなっていた。
おいしくもまずくもない、ただ”食べるために食べている”感覚で、味覚が上手く機能しない。むしろ無理して食べているから、少し気持ち悪い。
食事ってこんなものだろうか。
夜ごはんは幸せなのに、朝ごはんはつまらない。
これからもずっと、毎朝のごはんをこのような行為で終わらせてしまうのか。
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今朝は、少し違った朝ごはんに挑戦してみた。
昨晩はコンビニではなくパン屋さんに行って、野菜とハムのサンドイッチを購入。
少し早起きもした。寒いから温かいコーヒーを入れて、いつもより少しゆったりした優雅な朝を過ごした。
ちゃんと味がするし、気持ちも少し暖かい。頭もすっきりするので、こちらの方がいい。
日々の動作に少し手を加えるだけで、1日がこんなに違って感じるとは。
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