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アルバムレビュー

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レビューの少ないアルバム、好きなアルバムを自己満足でレビューしてます
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#ロック

Santana. Amigos (1976)

Santana. Amigos (1976)

ラテンロックから路線変更してスピリチュアルな方向に向かったサンタナですがここでまた路線変更してまたラテンロック路線に戻ってきました。
しかし、以前と全く同じではなくよりダンサブルでソウルやファンクの要素が強いベイエリアサウンドで個人的には一番好きな一枚です。

メンバー
カルロスサンタナ:ギター、ボーカル
トムコスター:キーボード
デヴィッドブラウン:ベース
レオンチャクラー:ドラム
アーマンドペ

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Santana - Borboletta(1974)

Santana - Borboletta(1974)

キャラバンサライやウェルカムから一気にジャズ要素や精神性を強めたサンタナ。本作でもその路線は継続されておりますがメンバーチェンジの影響かソウルやファンク的な要素も多く含まれています。ただファーストからソウル、ファンクの要素は僅かながらもあったので原点回帰なのかもしれません。ジャケ写はラミネート加工がしてあります。こういう特殊なジャケットは些細な加工でもCDでは出来のいい紙ジャケでない限りは普通のジ

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Janis Joplin. Pearl Disc2. (1970)

Janis Joplin. Pearl Disc2. (1970)

2枚目はライブです。場所はカナダのカルガリーで編集版やボーナストラックとして一部は公開されていましたが全曲が公開されたのはこの時が初めてです。

Tell mama
アップテンポのロックンロールビートのワイルドな曲。堂々としたボーカルもかっこいいです。後半はドラム、オルガン、ベースが中心のグルーヴィな演奏にのって喋りに近い感じでラフに歌っています。最後の最後で激しいギターが入ります。

Half 

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Janis Joplin. Pearl(1971)

Janis Joplin. Pearl(1971)

ジャニスジョプリンというとチープスリルが有名ですがサイケで荒いサウンドと激しすぎるシャウトがあまり好きではなかったりします。個人的にはPearlが1番だと思っています。いままでのサイケロックやブルースから離れソウルやルーツロックに接近したサウンドはロックとしてもソウルとしてもどちらでも聴けます。オリジナルは10曲ですがレガシーエディションでは没テイクを8曲、70年のフェスティバルエクスプレスという

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Ronnie Wood & Bo Diddley. Live at Ritz(1988)

Ronnie Wood & Bo Diddley. Live at Ritz(1988)

初期のロックンローラーの1人ボディドリー。彼がいなければ多くのロックンロールバンドは持ち歌の少なさを嘆き、多くのソングライターがかっこいいリズムを作るのに苦労したはずです。そんなボがロンウッドと行ったジョイントツアーのうちニューヨークのリッツで行われたライブを収録したのが本作です。ボもロンも時期やジャンルは微妙に違えどロックやブルース、ファンクを得意とする人なので相性はピッタリです。

メンバー

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Ron Wood. Now look (1975)

Ron Wood. Now look (1975)

ロンのセカンドアルバムにはボビーウォマックがプロデュースとギターで参加しています。なので前作よりもソウル色が強いです。どの曲もファンキーなビートとソウル風のメロディとキーボードのうえにロック風の歪んだロンのギターがのっています。

メンバー
ロンウッド:ボーカル、ギター
ボビーウォマック:ギター、コーラス
キースリチャーズ:コーラス、ギター
ミックテイラー:ギター
イアンマクレガン:エレピ、シンセ

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Eagles. On the border (1974)

Eagles. On the border (1974)

イーグルスのアルバムは再結成前のアルバムは全て聴きましたがダントツでこのアルバムが好きです。カントリー由来の軽快さとハードロック由来の豪快なサウンドが一番いいバランスで混ざったロックナンバー、哀愁あるバラードナンバーどちらもこのアルバムでしか聴けないものな気がします

メンバー
グレンフライ:ギター、ピアノ、ボーカル
バーニーリードン:ギター、バンジョー、スティールギター、ボーカル
ランディマイズ

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Eagles. First (1972)

Eagles. First (1972)

いつもはR&Bやジャズを聴きますが元々はロック好きなのでたまにロックも聴きます。大胆はリズムがファンキーだったりジャズっぽいものが多いですがロックにしかない良さももちろんあります。そういうものが聴きたくなった時よく聴くのがこのアルバムです。

メンバー
グレンフライ、バーニーリードン:ギター
ランディマイズナー:ベース
ドンヘンリー:ドラム

Take it easy
爽快感のあるアコースティック

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The Rolling Stones. It’s only Rock’n Roll (1974)

The Rolling Stones. It’s only Rock’n Roll (1974)

ストーンズのアルバムでこのタイトルならロックンロールのアルバムだと思いますが内容はソウルやファンク、レゲエをロックとミックスした王道のロックとはちょっと離れた曲が多いです。それが理由で初めはあまり好きではなかったけど聴いていくとだんだんと良さの分かるいいアルバムだと思います。

メンバー
ミックジャガー:ボーカル、ギター
キースリチャーズ:ギター、コーラス、ベース
ビルワイマン:ベース、シンセサイ

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Jeff Beck Group. Rough and ready (1971)

Jeff Beck Group. Rough and ready (1971)

今日は第二期ジェフベックグループの1stアルバムを紹介します。第一期はハードロックサウンドで僕の好みからは外れますが第二期はジミヘンのバンドオブジプシーズやファンカデリックと同系統の音楽としてかなり聴いています。

メンバー
ジェフベック:ギター、ベース、プロデュース
マックスミドルトン:キーボード
コージーパウエル:ドラム
クライブチャーマン:ベース
ボブテンチ:ボーカル、ギター

Got th

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The Rolling Stones. Out of our heads (1965)

The Rolling Stones. Out of our heads (1965)

今日はローリングストーンズのOut of our headsを紹介します。ストーンズはビートルズの次に聴いたバンドで本当に大好きなバンドですが最近はストーンズがきっかけで好きになったソウルやジャズなんかにハマってあんまり聴けていませんでしたがやっぱりかっこいいですね。
このアルバムもUK、USで収録曲が違いますが僕が持っているのはUSバージョンなのでこちらを紹介します。

Mercy, Mercy

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The Derek Trucks Band. Joyful Noise (2002)

The Derek Trucks Band. Joyful Noise (2002)

今日はデレクトラックスバンドのジョイフルノイズを紹介します。僕の選盤からはちょっと外れた内容ですが二曲でボーカルをとるソロモンバーグが聴きたくて図書館で借りたところジャズやインド音楽の要素も含んだサウンドに驚いて愛聴盤になったとい経緯があります。何がきっかけでいままで聴いてこなかったいい音楽と出会うかわからないものです。

メンバー
デレクトラックス:ギター
コフィバーブリッジ:キーボード、フルー

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B,S &T  Live &Improvised (1976)

B,S &T Live &Improvised (1976)

今日はB,S &Tのライブ盤を紹介します。76年のツアーでは久々にボーカルをデイヴィッドクレイトントーマスが担当。ジャケは二種類あります。

Spinning wheel
オリジナルよりもジャジーなアレンジが新鮮です。

I love you more than you’ll ever know
オリジナルはブルージーで重苦しいアレンジでしたがここではさらにブルージーで重苦しいアレンジです。途中そ

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B,S&T 4 (1971)

B,S&T 4 (1971)

今日はB,S&Tの4枚目のアルバムを紹介します。このアルバムでは2、3枚目の路線を若干ハードロックと宗教に寄せています。なのであまりハードロックが好きではなくキリスト教に興味のない僕はそこまで聴かなかったりはしますがそれでもかなりいいアルバムです。

Go down gamblin’
豪快にアメリカンロックとB,S&Tらしいホーンアレンジを融合させて曲。

Cowboys and indians

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