キャッチーな目標をつくると、応援されやすくなるかも
今回も、""自由に生きるためのヒント"というテーマで、キャッチーな目標をつくったほうが応援されやすいかもという話です。
もったいぶらずに先に理由を申し上げると、自分の活動をやりやすくするためにも、協力してくれる人たちに迷惑かけないためにも、名刺代わりとなるキャッチーな目標を作るといいかもという内容です。
キャッチーな目標をつくったほうが応援されやすい
私のnoteを読んでくださっている方々は、明確な夢や目標を持たないタイプの方が多いんじゃないかと思ってるんです。
"最終的にどこを目指したいか"というゴールではなく、"日々をどう過ごしていたいか"という方を重要視するタイプと言いますか。
自分もそのタイプで、"気になったこと、興味が湧いたものをひたすら探求していたい!"という欲求が満たせれば幸せなので、言い換えると毎日夢が叶っているんですよね。笑
なので、"夢を持とう!"みたいな風潮は苦手で。基本的に富や名声に興味がないので、目の前にぶら下がったニンジン(報酬=富や名声)に向かって走れないんですよね。
自分はとりわけスポーツ界にいるので、"優勝に興味がないのに練習したり指導してるやつ!"という、外野から見たら訳が分からない状態なんですよね
目の前にぶら下がったニンジン(報酬=富や名声)に向かって走っている人たちは、"ニンジンがないのに走れるわけないだろ?なんか隠してんのか?"と思うわけですから。
でも最近、"目標を聞かれたときは、明確に答えられた方がいいかも”と思ったんです。
目標が明確でないと、何をしている人か伝わらない
陸上選手を引退してからここ7年くらい、趣味の探求の1つとして、"速く走ることの本質って何かな?"と毎日考えてきたんですが、今年ついにその答えにたどり着いたんですね。
なので、"自分の指導で困っている選手たちを皆救えるぞ!"と思い立って、今年から陸上指導に本腰を入れ出してまして。
で、さっそく指導させてくれる選手を探していたんですが、そのときに選手になんて頼み込んだらいいか分からないんですよ。
"俺の指導はすごい!"って自分で言うのも胡散臭いですし、"困っている選手を救いたいんだ!"って大の大人にいきなり言われても困るだろうし。笑
また、知り合いの高校生なんかが集客を手伝ってくれているんですが、"水谷さんのこと、何やってる人って伝えればいいか難しいです!時間かかります!"と迷惑をかけちゃうし。
あと、選手の親御さんにも、"あの人は何をやっている方なのかしら?子どもを預けて平気なのかしら?"と余計な心配をかけているかもしれない。
なので、自分の活動を広げるためにも、協力してくれる人たちに迷惑かけないためにも、名刺代わりとなるキャッチーな目標を作らなきゃなと思い立ちまして。
で、
①自分の理念から離れないこと
②分かりやすいこと
③印象に残ること
という、3つのルールを自分でつくって、目標を作ってみたと。
覚えやすく、思い出しやすく届ける
で、できた目標というのが、
"強制しない指導で日本トップ選手を生み出せるか"
です。
なんだかよく分からないですね。笑 なので説明しますね。
①の"理念から離れない"は、"強制しない指導"に当たります。
このブログのテーマである"自由に生きていく"ですね。勝ちを狙いにいくかどうかも選手が自分で決めればいいし、練習をいっぱいやるかどうかも自分で決めればいいと。自分の判断で自由にどうぞって感じです。
ただ一応言い訳をしておくと、これは"選手を放置してる"とか"選手に丸投げしてる"ということではなくてですね。例えば、"毎日家で筋トレをやれ!"と私から強制して監視することはないんですけど、選手の方から"毎日自主練したかどうかの確認の連絡を入れてほしい!監視してほしい!"って言われればしますし、"めちゃくちゃキツイいトレーニングメニューを組んでほしい!"って言われたらそれに応える形です。笑
選手が自分自身の"サボっちゃう"などの弱点を受け入れて、それを乗り越える工夫を自らするっていうのが自由に生きていくうえで必須スキルなので。
真面目な子に限って自身の弱点を見つけると、自己否定したり他人に隠しちゃったりするので、"私はサボっちゃうんで、監視してください~"くらいあっけらかんとするのってすごい難しくて、でも大事なスキルなんですよね。
こんな感じで、"自由"という自分の理念を反映させた目標にしています。
続いて、"日本トップ選手を生み出せるか"っていうのが②の"分かりやすさ"ですね。
目標が"選手の足を速くしたい!"だと、なんだかボンヤリしてると思って。本気度を伝わりやすくするために"日本トップ"というキーワードを入れて。
実際に、軍隊みたいな強制力がないチームから日本チャンピオンが生まれたら、なんだか日本にとって良いことだとも本気で思っていますし。
で、最後の③の"印象に残る"なんですが、これは自分の裏設定で『スランプ選手専門』というのが実はあるんですね。
たまたま技術面やメンタル面がスランプの選手を指導する機会に恵まれているので偶然そうなっただけなんですけど、スランプで苦しむ選手を指導するのって、"感動的なストーリーが見れそう!"ってイメージしちゃうじゃないですか。
もちろん"お涙頂戴”的な演出をしたいわけではなく、スランプの選手に指導した時に、"おかげでまた陸上が楽しくなりました!"という笑顔を見れた時が、自分にとってこの上ない幸せなんですね。それだけで生きていけるという。勝利至上主義の競技の世界で、まだ結果が出てない状態で笑顔になれるって、自由を獲得した状態だと思うんですよ。勝ち負けに振り回されず、勝ち負けの中で自由に楽しんじゃうという。
なので今までは、"すごい指導ができた!これで選手を救いたい!"みたいなフワッとしたことを言っていたんですが、今は"日本チャンピオンを育ててるんですよ!一切強制しない指導で!しかもスランプ選手専門で!"というツッコミどころ満載なことを言っているという。
これで私が何をやってるか、そして私のどこを応援したらいいのか伝わりやすくなりますよね。
"水谷さんってスランプ専門の人ね!"とか覚えてもらったり、"そういえば日本チャンピオンを育てられたのかしら?"みたいに思い出していただけそうですし。笑
こんな風に、覚えやすいこと、思い出しやすくすることも重要かもしれません。
まとめ
なので、自分と同じように「目標は?」と聞かれるのが嫌な人も、自分の活動を広げるためにも、協力してくれる人たちに迷惑かけないためにも、名刺代わりとなるキャッチーな目標を作るというのもいいかと思います。
そうしたら意外と、自分も周りの人も皆がハッピーになる気がして。
ということで今回は、名刺代わりとなるキャッチーな目標をつくると、応援されやすくなるかもというお話をしてみました。
ではまた次回!
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